【なぞが一つ解けた】 No.3918

【なぞが一つ解けた】

 跳びはねる思考 東田直樹

を読みました。

会話が出来ない自閉症者でありながら文字盤を通じて会話ができ、

彼の脳みその中をのぞくことが出来ます。

時間へのこだわりが強い部分など、私もだなあ、と思いつつ読みました。

その中で彼が「人生」を題をつけた文章の中で

人生は物語だとすれば、結論に持っていくためにさまざまな伏線があり、

結果的に起こったことはすべて必要だった、ということが多々ある。

それは読者が作者に誘導されている。

 しかし実際の人生には、作者はいない。

東田さんは

 ひとつひとつのできごとに解説が必要な長編小説ではなく、

 単純明快な詩を描き続けたいのです。

と書かれてて、私は オウオウ と思ったのです。

私が映画やドラマに関心が薄いのは、きっとこの力が働いているのだ

と思いました。

前後に関係なく、”今を生きる”のが、私にも向いているのだと思います。



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