【お茶を飲もうという話】
“おー、あにきー。”
通勤ラン時にたまに会うおっちゃんがいる。
会うと立ち止まって1分間くらい話をするのだが、
去り際にいつも
”こんどお茶飲もう”
と言われるので、氣になっていた。
今朝会ったら、私に時間があったし、なにより
隣に自動販売機があったので、
”おっちゃん何飲む”
”ブラックがいいな”
おっちゃんと共に温かいコーヒーを飲んだ。
今まで通勤ランでお会いする人に
アンパンをもらったり
飲み物おごってもらったり
ミスタードーナツでごちそうになったり
挙げ句は服までもらったり
したものだが、やっと私も与える側のステージに立つ時が来た様子だ。
そう言えばずーっと下っ端キャラだったのに
ここ1,2年 兄さん扱いされることが増えた。
人生、平凡に過ぎているようで、絶えず何かが変わっている様子
もう少しこの世を楽しませてもらおうと思います。