伊勢路ツアー2日目
朝方にかけて放射冷却現象でより寒くなる。
夜中は星がきれいだったが、
途中からほっそい三日月が煌々と照っていた。
4時頃には起床、寝袋に包まりながら朝御飯を食べる。
明るくなるにつれて順次片付けを行い、5時8分の時点で下記のとおり。
さて、今日はどこまで進めるのだろうか。
5時30分には出発。
昨夜食べた食堂の前を再び通り西を目指す。
国道42号線をひた走り、道の駅おおだいで大休憩
7時40分~8時20分
滝原宮までの間に三瀬坂峠があるが三瀬坂峠を越えるためには
コース的にバックしなければならない。
(古道の場合は川を渡してもらっていたため)
(現在は橋が出来て迂回している)
国道42号線の快適さにうつつをぬかし、滝原宮を目指す。
シーンとしたさわやかな場所でしたよ。
この日は黙々と走る。
昨日気になった胃もまったく気にならない。
腹が減ったらミックスナッツをほおばりながら走る。
運んでいる食べ物が多すぎて、脱いだ服を入れる場所がない。
リュックサックのチャックがはちきれそうだ。
長袖シャツは納まらずにリュックサックの上の持ち手にくくりつけているほどです。
水筒は2L入るプラティパスに適当な量の水を入れて
丸めてリュックのサイドポケットに。
ツヅラト峠に向かいます。
ツヅラト峠からは太平洋が見えましたよ。14:00
食堂で大休憩をしたかったが、地方の食堂は休業中か、準備中が多く
なかなか足を止められない。
思わず開いていた”干物屋さん”に入り、お姉さん方とお話をして力をもらう。
温泉は古里温泉がある。
ご飯は「秀」さんがおいしいらしい。
先に温泉が見えてきたので、温泉に浸かる。16:10
脱衣場のかごがなくなるくらいたくさんお客さんがいました。
来ていた服もこそっと持って入り、
洗面器の中でジャブジャブ。
汗が抜けただけでしょうが、洗濯した氣になりました。
2013年の大阪マラソンTシャツを着てくつろいでいたら、
2011年第1回大阪マラソンの袋をお風呂バックにしたお姉さんに
声をかけられ、大阪マラソンの輪を感じました。
そこのカウンターでもご飯は「秀」さんを薦められ
洗濯物をしぼりながら、歩きで向かう。
しかし、田舎の「すぐ」をなめてた。
歩きではたどり着かない。
不安になり、引き返そうかな、というレベルでしたが、前に進む。
こんな時スマホを持っていると安心やな。 ドキドキせんですむ。
好きで持っていない私はこのドキドキを楽しむのだ。
やっとこさ「秀」のお店が見えて、17:10
なのに次々と駐車場に車が入り、偉い店やな、と。
一人で席を占めたらあかんと、自らカウンターに座りました。
ここのお料理がおいしかった。
磯飯てんぷら定食 1300円 + 瓶ビール
カウンターに座っていると、
配膳されるお料理が脇を通っていくのですが、
どれもこれもおいしそうで唐揚げなんかすごくでかいのが
6つくらいのっている。 お刺身もおいしそう。
皆が「秀」さんと、”さん”付けしている気持ちがよくわかりました。
私も家族を連れてきたいよ。
ごちそうさま。 さて寝場所を探しますか。
初めから展望台(東屋)で寝ようかと考えていましたが、
なかなかそこにたどり着かない。
地図をよく読んで、廃業したホテルの脇を抜けて、海っぺりに出る。
もうちょっと暗くなっていたらよう行かんかったやろうなあ。
目指す展望台があったのでホット一息。
目の前はこんな景色でした。
紐で洗濯物を干し、
18:30には寝る用意ができて、
19:00日が沈むと共に眠る。
疲れているとはいえ、さすがに早すぎますなあ。
今日を振り返るとか、明日の作戦を立てるとかなんか考えよう。
まあ、寝ましたけどね。