【止むを得ない で動く日本人】 No.5591

【止むを得ない で動く日本人】

日本人、明治維新や終戦後の復興など、

やるときはやるのに、なかなか動かんなあ、

と感じていました。

 『半分生きて、半分死んでいる』 養老孟司

の中で、

「止むを得ない」社会の難点は、ギリギリのところまで「待ってしまう」ことである。

少子高齢化や年金の問題なんて、以前からわかっていて、今までもわかっている。

原発の問題も明らかである。でもまだギリギリまで来ていないから、なんとかやり過ごす。


と書かれてて、なるほどねえ、と膝を打ちました。

「止むを得ない」事態になればなんとかなる。

賢い人はいろいろと警鐘の記事を書いてくれ

心配したい気分だけど、基本的に楽観的に生きたい私としては

 大丈夫

と思って生きることにしました。

 なんとかなる ほんま?! 大丈夫!!







なぜかしら、この本を読んでいる間に私の時間のスケールに変化が起きて、

私が生きている間化石燃料があったのでずっと続くような気がしているけれど

生まれた頃は木を燃やして風呂を沸かしていたし、

石油はもうすぐ無くなるらしい。

世の中ちゅうのはあっという間に変わることを実感しています。



養老孟司さんは以前東京大学で解剖学を教えていただけあって

心(意識)と身体の話も面白かった。

現在人は意識に偏りすぎ 身体の言うことも聞こう

意識が身体を動かしていると考えているが身体の方が先に動いているのよ




また時間を置いてもう一度読みそうな気がします。

塵の数ほどある本の中からこんな本に出会えるから、読書は楽しいです。







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