【大西洋漂流76日間】
大西洋漂流76日間 スティーブン・キャラハン
最近この本を読んでいるのですが
まだ漂流40日目で
まだまだ救われそうにはありません。
ヨットがなにかにぶつかられて沈没し
救命ボートを出し、
ヨットから必要なものを救命ボートに移し
救命ボートで流され
人間の重みで凹んでいるボートの底をシイラに叩かれ
ボートの空気が減るので毎日朝昼晩と空気を入れ直し
水中銃の動力がなくなり、ただの短い槍になり
それでシイラを突かないと食べ物を得ることができない。
けど、備え付けの緊急事態セットだけでなく
自作の緊急事態セットが役に立ち
海水を蒸発させて真水を作る機械も3つのうち1つだけはかろうじて動き
真水の貯蓄もできている。
けど、1日の半分は濡れているのでかさぶたも乾かず
寝袋もなかなか乾かない。
乾いたとしてもしおしおだ。
今日は帰りの地下鉄の中で読んでいましたが
渋ーい顔
をしながら読んでいたと思います。
先日の明神平の日が出るまでの12時間でさえ長いと感じる私が
晴れたり、荒れたりする海で漂いながら一人ぼっちだなんて
3日と持たない気もします。
安心安全なところにいて
脳みそでそのような体験を味わう。
これぞ読書の醍醐味だな。
明日、後半を楽しみます。
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