【身体が動く】
次男は初めてのスキーということで、
一日講習をお願いしようと考えていました。
スキーウェアを借りて、板を借りて、
していたらいい時間になってしまいました。
宿から、講習会の受付会場までは
リフトに乗って、
初級コースを一度滑り降りなければなりません。
“このまま、次男に付き合っていたら、講習の受付に間に合わんぞ。”
リフトに乗りながら、止まり方と曲がり方を教えて、
3ターンくらい付き合った後で
“下に見えるあそこで講習会申し込んでくるわ。怖かったら止まってて。”
“わかった。”
と、私一人で、先行しました。
講習会の申し込みを終えて、建物を出ると
“お父さん。”
と、次男が滑り降りて来ていました。
次男のチャレンジャーなところに、少し感心しました。
午前中の講習を終え、昼ごはんを食べて、
午後の講習までに、次男と滑りました。
“お父さんの教え方、割と正しかったな。”
“オレも昔、そう習ったもの。”
次男はコーチの言うとおりに身体が動くようです。
1日の講習ですっかりうまくなり、
2日目は私を従えて、スキー場を探検していました。
またひとつ、人生を楽しむための技を手に入れた。
私も久しぶりのスキーを満喫しました。
太ももの前が痛いっす。
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