【しむらけんのような居酒屋】 No.4283

【しむらけんのような居酒屋】

昨日は次男の吹奏楽部定期演奏会

私達の両親を招待し総勢6名で鑑賞しました。

今までスポーツ一本だった次男のクラリネットを吹く姿を見て

こんな青春もあるのね、と感動しきりでした。



せっかく集まったのだから”晩御飯でも”と小さな居酒屋さんに入る。

昭和12年生まれのマスターと年上の奥さんが看板娘だというその居酒屋

“メニューちょうだい。”

“メニューはあるけど、ないものはないよ。あるものはある。”

常連さんが食べていた湯豆腐とおでん、どて焼きを頼む。

“なにかご飯ものある?”

“あるよ。”

と、炊き込みご飯が炊飯器の内釜ごと出てきた。

“器もないねん。”

って、鍋をよそうような器によそっていただく。

おでんはカウンターに座られていた常連さんが運んできてくれました。

カードで払おうと思っていたけれど、絶対カードは使えん、と

コンビニに現金を下ろしに走りました。

湯豆腐についてきためかぶがおいしくて食べてたら、

おっちゃんが何度も勝手に追加してくれる。

どて焼きもカウンターにおいてあった鍋がそのままこっちに移ってきて

湯豆腐が終わった後のコンロで温めなおしながらいただきました。

支払い済ませた後にもコンロの上でゆすって作るポップコーンや

とどめには小袋の柿の種まで出てきて、やたらと楽しいお店でした。



一同に会したのが5年振りだそうで、話も尽きず素晴らしい機会でした。

 楽しかったよ、ありがとう。







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