【列車の乗り方】
マラソンを完走するにあたり一人で走るよりは
いいペースの集団を見つけて、その集団に乗っかって走るのが
体力も、脳みそも温存するいい方法だと思っています。
私は列車に乗る、と表現しているのですが、
どうも列車にうまく乗れない人もいる様子。
大阪マラソン、泉州マラソン、篠山マラソンなど
知り合いがたくさん走っているレースは顔ぶれを見て列車を決めます。
知らない人ばかりでも
シャツの背中に
”湘南マラソン 2:48:**”
って書いてあったり、
何度も時計を見てペースを保とうとしている人を見つけては
気楽に着いてきます。
富山マラソンでは8kmくらいで4:00列車に乗車しました。
(力不足で20km手前でちぎれてしまいましたが、・・・)
集団に着くと楽なような気がするので飛び出したくなったりもしますが、
どっしりと、自分を信じて、集団を信じて、
”このペースで25kmまでは着いていく”
”次ジェルを摂る7km先までは着いていく”
などと決めつけて、鼻歌を歌いながら何も考えずに着いていくだけです。
このような状態になると腕時計を見るのはkm表示が目についた時だけになります。
サブスリーより速い場合、ある程度しっかり走れる人が多いので
集団は作りやすいと思います。
ブラインドランナーの伴走をしていても1km毎にラップを読み上げて
一定のペースで走ることが多いので気が付くと集団の先頭だったりします。
目標がサブスリーの方は自分の目標とするペースの列車が必ずあるので、
乗ったら気楽に、
ペースが少し速い場合は
レースの途中でペースを上げて前の集団に着くか、
離れて次の列車を待つか選択しなければいけない状況になった時に、
必ずペースを落とす方向を選択して次来た集団で走ってください。
いずれにしろ、30km手前で集団は霧散するようになくなります。
そこからは粘るのみ。
今まで温存してきた体力とこれまでの練習で培ってきた気力で粘りに粘ってください。
前の人も頑張っているので、抜かそうと思ってもスローモーション並みにしか
間が詰まりませんが、そこは頑張りどころ、踏ん張りどころです。
ゴール後の報告で盛り上がるタイムラインを夢見て力を振り絞りましょう。
美味しいビールも待っている!!
いくらでも応援しますよ。 ファイト! オー!!
列車サンプル
2017年3月5日 篠山マラソン
思いがけず先頭です。 まあこんなこともあります。
また先頭です。 しかし、たまたまですよ。ほとんど集団に埋もれています。
こんな感じで。 見返すと顔ぶれほとんど同じですね。素晴らしい列車でした。
30Kmを過ぎると集団はなくなるので、ここからは粘りね。
川内選手のように”押していく、押していく”と心の中で念じながら走っていました。
前も後ろも誰もいない感じ、もうすぐゴールです。
この時は 2時間53分15秒 でした。
この日のブログ
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