「走り」カテゴリーアーカイブ

【タープが仕事をする】 No.4349

【タープが仕事をする】

昨夜は21時にスタートして24時01分に終わっていました。

 30km アレ?!



3時間以上同じ所を走れない様子です。

飽きちゃって、暗くて何も見えないし。

ここで100km走れたら、

 姫路→竹田城址→出石城址→城崎

の110kmも楽勝やな、とか皮算用していましたが、

大泉公園4時間走の方が私には難しい気がする。



 城崎温泉に日曜日の午前11時集合!!

とかで、誰か企画してくれへんかなあ。

コースは自由。

11時に城崎温泉に着いて、

温泉入って、

皆でおいしいものを食べて

JRに乗って帰って来る。

LINEでグループ作って進捗を報告しながら走ったら

結構楽しいんとちゃうかな、と思うのですが、どうかな。







話はそれましたが、もういいわ、と思って、トイレに入って時計を見たら

 まだ、24時01分

まだあと9時間もある、と思った瞬間に、

家帰って寝よう、と思ってしまいました。

 頑張って、走られていた方ごめんなさい。







いつもどおり5時に起きて6時から9時までは走るぞと思って出発したのですが

雨は思いのほか強く、皆タープの下で

雨の重みで屋根が下がっているタープを支えてくれていました。



タープを張り直し、雨がやみそうにないので、

また、走り続けている人もいないので撤収



私は差し入れの唐揚げ、餃子、パン、いなりずし、コーラを

いただきに行ったようなものでした。

お土産にトマトまでいただきました。 ありがとうございます。



私はほとんど何もしていませんが、タープがいい仕事をしたので

よしとしましょう。

今、我が家のベランダで干しています。(雨上がったじゃん)







 姫路→竹田城址→出石城址→城崎

 高野山→小辺路→熊野本宮大社→熊野那智大社

を走る氣力が湧いてきました。



 走りたいのか、旅に出たいのか、またなんかムズムズしてきたなあ。












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【意志力の実験】 No.4346

【意志力の実験】

昨夜の長居ウィンド

先頭を走りキロ4分のペーサーに。



はじめ右側のアウトコースを走っていたのだが

内側のランナーが私に寄ってくるような気がして、

左曲がりのコースでもインコースを走らず内側が2m位あいているような状況で

走りにくかったので4km過ぎて私が内側を走るように場所を移動した。



その後、私のペースが遅いわけでもないのだが、その方はいつも私の右前方1m

を走り非常に目障り。氣にしないようするが氣になる。

自分の感覚を信じペーサーを努める。

4:00
4:05
3:58
3:57
3:59
3:56
3:58
3:58
3:58
3:57

10kmを通過し、フリーに

走る前に声をかけてくれた方に

“今日はペース以外の何かと戦っていましたね。”

とぼやく。

“そうですね。右前方の何かと。”

その方にもわかっていただけて、ありがたかった。

4:03
4:04
4:00
4:01
3:53

Total 59:53

皆一丸となってペースを刻む時には使わない力を確実に使ってしまい

私はかなり消耗しました。

フリー後、11、12kmとそれを実感し、意志力を使わずに走らねば、と

非常に学ぶことが多い一日でした。

声かけの力もあって、最後は何とか盛り返し15kmトータルで59:53

楽チンに走ることができました。

今年いっぱいはキロ4分でたんたんと、えんえんと走ります。

年が明けたら3:48で走りたいな。



それにしてもキロ4分チームはフリーになってからペース上げすぎ。

全員が見えないはるか前に消えていきました。

そんなに速く走っても心拍数が上がるだけでマラソンの練習にはならないと

私は考えています。

最後まで共に走る友が増えるとよいな。







感謝の勝手紹介
意志力を学んだ本は
「WILLPOWER意志力の科学」
意志力は使うと減ったり、努力で増やす事もできるのです。
時間のある方は是非読んでみて。















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伊勢路ツアーの装備一覧

伊勢路ツアーの装備一覧

PACK:
バックパック:Columbia Racemous LT18
 2015年4月に通勤ラン用に購入
 2015年12月に通勤ランからは外れましたが、
 マラニック、トレランから走り旅まで、私の相棒です。
  

SLEEPING:
スリーピングバック:LODGEオリジナル寝袋
 高校2年生の時に初の一人旅、自転車ツーリングで四国を半周する際に買いました。
 未だに現役ですが、933gあり容積がでかい。
 mont-bellのコンプレッションバッグ(s)でギューギューに圧縮してやっとこさリュックサックに収まります。

スリーピングパッド:Scorpion 輪行シート
グラウンドシート:もらい物のサバイバルシート
 ここが私の特徴ですが、荷物を減らすため、ほとんど地べたに寝ています。
 Scorpion輪行シートは自転車で旅をしていた頃に輪行袋として買ったもので、左右がボタンで開閉でき、真ん中がマジックテープ止めで、そこから被ればポンチョになる、というシートです。
 輪行シートを縦長に地べたに敷き、その上に防寒のためにサバイバルシートを敷いてその上に寝袋を敷いて、輪行シートを上から寝袋を包むように上からかけて寝ています。
 寒い場合は、サバイバルシートが二つ折りなので、その間に寝袋ごと挟まって寝てます。
 平地だし、東屋や草の上で寝ることが多いので、スリーピングパッドの必要性を今の所感じていません。
 今後、山で寝る練習を積んで装備の検討を行おうと考えています。

CLOTHING:
シャツ:大阪マラソンTシャツ(2013) 1枚
    大阪マラソンTシャツ(2015) 1枚
 洗濯してもすぐに乾くし、このシャツを着ているだけでコミュニケーションが取れるという優れものです。

ハーフパンツ:アディダス 昔から持っているハーフパンツ
 このパンツもすぐに乾くところが気に入っています。ポケットがあるのが便利。
  

ソックス:ビジョンクエスト 5本指ソックス 2足
 マラソンでもここぞというときは5本指ソックスです。ビジョンクエストはヒマラヤスポーツのプライベートブランドです。すぐに穴が開きますが安いからよしとします。
  

シューズ:ASICS GEL-XALION 2
 これもヒマラヤスポーツで安かったから買いました。靴でこだわっているのはマラソンの試合用シューズだけで、日頃の靴は特にこだわりはありません。
  

長袖:アディダス 昔から持っている長袖(水色)
 私が持っている長袖では軽くて暖かいような気がするので選抜
  

長ズボン:パタゴニア フーディニパンツ
 軽いパンツが欲しかったので思い切って買いました。
 私の身長は175cm位なのですが、Mではでかい。
 Sでよかったな。
 走る時はハーフパンツで、移動で公共機関に乗るときなど、便利に使っています。


上着:montbell EXライト ウインド ジャケット
 これも軽さ重視。雨が降るとまったくはじかないので雨具にはなりません。雨が降ったら輪行シートをポンチョにしようと考えています。しかし、これ1枚あるとないとで寒さの感じ方がまったく違います。軽くて小さく納まるのでどこにでも持って行きます。
  

下着:普段のパンツ 1枚
 ハーフパンツをはいている時はハーフパンツ一丁。
 長ズボンとセットで使用しています。
 トランクスが落ち着きます。

COOKING & WATER:
ストーブ:エスビット ポケットストーブ
 まーったく使いませんでした。
 これも大昔から持っているのですが、一度も使ったことがない。
 西ドイツ製です。
 本宮、小辺路などの山の中で使おうと考えていましたが、練習をして使いこなさないと自分の道具にはなりませんね。


クッカー:スノーピーク 焚
 下のカップははったい粉を食べる時や、味噌汁を飲むのに使いました。
 直接火にかけることがなかったので折畳めるプラカップがよかったと思いました。
 大きい器は出番なし。
 中にエスビットとインスタント味噌汁入れ場になっていました。
 火を使うか使わないか、行く前に検討して決めてしまうことが大切だと感じました


カトラリー:家にあったプラスチックのスプーン
 軽さ重視。情が移っちゃって、家でも一番活躍しています。

水筒:プラティパス 2Lボトル
 何かあったときに貯めておければ何とかなるかなと、迷った末に2Lを買いました。
 今回は2L満タンにすることはなく、少なくなったらちょっと足し500mlも入れることはなかったと思います。しかし、心強かった


OTHERS:
携帯電話:auのプリペイド携帯(カメラ兼用)
 電池の持ちは長い。(今回は念のために充電器を持っていきましたが)
 家との連絡はCメールで行いました。
 まあ、ここは私のへんなこだわりです。

時計:SEIKO スーパーランナーズ
 走り専門の時計です。
 いつも私の左手に引っ付いています。
 お守りみたいなものです。 いると安心する。


ライト:PETZL e+lite
 小さいけれど頼りになります。
 レバーで灯りの種類を変えられるので、
  前を照らす時は白ランプ
  後ろにアピールする時は赤の点滅
 と、いろいろ切り替えて使います。
 自動で巻き取り式の紐が付いているのですが、それを使って
  頭につけてヘッドライトにしたり、
  走っているときは右ひじにつけて後ろの車にアピールしたり
 大活躍でした。
 いざという時のために後3つ買って、家族に配ろうかな、と思うくらいです。


コンパス:Be-Palのおまけ
 大阪にいれば、山の場所である程度の方位はわかるのですが、地方に行けばどちらが北だかさっぱりわからない。
 メインの道に取り付けばその道をずんずん進んでいくだけですが、そこにたどり着くまでが迷うことが多いのではないでしょうか。
 私がコンパスを手に走ったのは初日だけでしたが、地図とセットでいつも持ち歩いています。

伊勢路ツアーのまとめはこちら





















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【練習の頑張り方】 No.4341

【練習の頑張り方】

先週の木曜日の長居ウィンド
F永さんからのリクエストでロングペース走20km 4:45

当日はしょぼしょぼだった降りが
走るにつれてダダ降りに

日頃トラックに注力しているF永さん
久々のロング走はきっときつかったと思います。
15kmを過ぎてドボドボで17kmでやめる、という選択肢もあった。

しかし、せっかくの機会を活かしたい、やめるのはいつでもできます。

17kmに至る0m地点のの手前で

“はい、今39km、後3km踏ん張りましょう。”

“ここが39kmですね。”

“せっかくやから頑張ろう。”

“はい。”

20km走り切りました。

ラップを連絡しようとしたら、何度見ても8kmまでしか記録が残っていない。
ストップウォッチのラップのメモリ切れでした。
頑張った記録が残らないのはかなりくやしい。
私のミスです。
申し訳ありません。

成功、失敗を含めて本当にいろんな経験をさせてもらっています。
今回のようにご迷惑をおかけする事もある。
こんなことがあって、学んで、次からは氣を付けようとなるのです。

進歩が遅くてごめんなさい。
けど、確実に進歩しているからね。







で、昨日の会社の陸上大会

無事に紙雷管は鳴りました。 よかよか。



私自身は

一般5000m 18:33 で2位

45歳以上1500m 5:09 で1位

私にしたら頑張れた。



今日は今日でサッカー部の子ども達と大泉緑地で1.68km

OBの中学生も来るらしい。

負けんようにターサーを持っていきます。







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伊勢路ツアーまとめ

今回の伊勢路ツアーを旅日記風にまとめました。

1日目 4月29日 23km
 内宮、外宮、女鬼峠、柳原観音
  旅日記はこちら

2日目 4月30日 51km
 滝原宮、ツヅラト峠、古里温泉、展望台
  旅日記はこちら

3日目 5月1日 41km
 佐甫道、三浦峠、始神峠、馬越峠、天狗倉山、八鬼山峠、三木峠、羽後峠
  旅日記はこちら

4日目 5月2日 43km
 甫母峠(曽根次郎坂太郎坂)、二木島峠、逢神坂峠、波田須、大吹峠、松本峠、新宮、熊野速玉大社、神倉神社
  旅日記はこちら

5日目 5月3日 37km
 熊野那智大社、青岸渡寺、舟見峠、那智駅
  旅日記はこちら

4泊とも野宿で195km 
もうちょっと楽しみたかった氣持ちもあるけど
快く旅に出してくれた家族に感謝 ありがとう。

伊勢路ツアーの装備一覧はこちら











伊勢路ツアー5日目

伊勢路ツアー5日目

ちょっと寝たと思うが、やたら蚊が多い。
耳元でブーン、ぶーん言っている。
寝袋を被って潜っても聞こえる。
顔を出すとかまれる。
いやだなあ。

だいぶ粘ったが12:30にはあきらめた。
さんま寿司を食べて那智駅まで移動しよう。
駅前に道の駅もある様子だし、何とかなるだろう。
今日帰る、という思いもあった。
旅を続ける決断をしていたらどのような判断をしていただろう。

さんま寿司を完食。
寝袋を片付けて道に出る。1:20
左に海、国道42号線を南下する。
真っ暗だ。
熱くなる度に服を脱いでゆっくり走り続ける。
後ろから車がゆっくり近づいてきた。
なんだべ、神経を集中していたら、スピードを上げて抜き去っていったのは
小さいパトカーだった。

やっぱり怪しいよね。走る格好している分助かった。

眠たいような気もするが前に進む。
暗いので古道もくそもない、42号線に沿って進む。
歩道がなくなると車が怖いし、ヘッドランプを赤の点滅にして
右ひじにくくりつけて走る。
峠を越えないが、トンネルは更に怖い。
ヘッドランプを最大にしてこのときは前を照らす。
空氣が冷たくなったような氣もするし、真っ暗だし、水滴も落ちてくるし、
前は見えないし、トンネルは怖いよ。

那智に着いたのは3:10
道の駅で体勢を整え、JR那智駅で仮眠した。
コインロッカーに寝袋、クッカーを預けて5:00には那智大社に向けて出発
道の駅のお風呂が13:00に開くので、そのお風呂に入って14:39串本行き
に乗って帰ります。

大門坂
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見えたよ那智の滝
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まだ6:49なんだよな。
PT360001

本宮に向けて爪痕を残すよ。
出発前にどこまで進むかをよーく考えた。
コースタイムで3時間分進み、石倉峠にデンをして帰って来る。
コースタイムの半分くらいで進めるから4時間、11時。
そこから8km戻って13時までは駅に戻れるやろ。7:10
PT360001

800mを越えて、風が冷たい。
舟見茶屋跡で休憩しているともう雲の中に入ってしまったのか。
雨の子どもが目の前を通り過ぎていく。
PT360001

少し進んだが、舟見峠でギブアップ
コースタイム上で1時間40分 実際には1時間15分しか走っていませんが
私の心がビビッて、もう身体を前に進める勇気、気力がありませんでした。8:25
PT360001 PT360001

そこからは、怪我をせんように帰る。
つまらんかったなあ。時間は山のようにあったので、
今までにないゆっくりさで来た道を帰る。
高度が下がると、雨も降っておらず、少しずつ暖かくなってきたり、
無駄に長く休憩したりして、那智の滝に向かう。

なんかへんなものも見つけたよ。
PT360001

先ほどどこまで行くかを悩んだスタート地点に戻ってきても9:48
まだ朝じゃん。
那智の滝を観光して、
PT360001 PT360001
Aコープでお土産を買って、那智駅に帰りました。

お土産を再びコインロッカーに預け、風呂に入る。
JRの線路の向こうに太平洋の広がる温泉でしたが私の心は動かない。

しょぼんとした気分で大阪に帰りました。

今回はこんな終わり方でしたが、このような経験を通して
今も私の中で旅の続きというか、色々な事を考えています。

旅が長くなると疲労も溜まるし、情報もうまく入らないこともある。
それにより後から考えると誤った判断をしているかもしれません。

少なくとも今回の旅は私に大きな経験を与えてくれました。
この経験が減る事はない。

またなんかワクワクする事を思いついてニヤニヤしたいな。

こんなおっさんがいてもいいよね。

20160503

走ったコースの地図はこちら

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伊勢路ツアー4日目

伊勢路ツアー4日目

朝起きて、寝袋をひっくり返して干している様子
PT360001

ベンチの横に寝袋をひいて、荷物をベンチの下に置いて眠ります。
起きたらベンチの上に荷物を広げて朝御飯を食べたりしています。

おっちゃんが先に旅立ち、私も5:43には出発
野宿チームの朝は早いよ。

峠の登り口で再びおっちゃんと再開し、握手で別れて
甫母峠に向かう。
PT360001 PT360001
甫母峠についても6:39よ。
まだまだ一日は長い。

二木島駅で大休憩

思えばここからが今回の旅のメインイベントでしたね。

二木島峠、逢神坂峠

二木島峠を登り始めて、今回初めて道に迷う。

 あれ、おかしい。

と思いつつ1分ほど進む。

 やっぱりおかしい。

看板の所まで戻る。

もう一度進む。

おー、右に曲がるべきところをまっすぐ進んでいた。

危ない危ない。

二木島峠を越えて小走りで走っていたらこけた。

“5月3日の晩は雨降るらしいなあ。どうするべ。”

“5月3日は本宮で宿が取れたら、雨で濡れても何とかなるかな。”

とか、考えていたら、ずってーん。

幸い土の道で傷も右ひじのみ

しかし、胸は泥だらけ。 アドレナリンが出まくってドキドキする。

小川が見えたので傷洗い、洗濯を兼ねて大休憩する。

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峠を越えて入鹿の海水浴場でまた大休憩。9:32

振り返れば右ひじの出血が止まっていない。
リュックサックにどんどん血が増えていく。
困ったなあ。

ティッシュで傷を押さえて出発

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徐福の宮
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波田須の海
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カメラの限界で素晴らしさが伝わらないかもしれませんが、
素晴らしい天気だったんですよ。
素晴らしいところでした。
この景色に出会えただけで今回の旅に出た甲斐があったというものです。

よし次は最後の峠だ。 松本峠
しゃさーっと登って11:45
この景色を見たかった。しかし、新宮は見えないくらい先なのです。

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紀南ツアーデザインセンターで休憩し、お茶まで出してもらう。
お兄ちゃんとしゃべりかなり元氣が出ました。
“お昼ごはんはどこで食べますか?”
“花の窟神社まで行きますか。”
“行きます。”
“そしたら「花のいわや亭」がおすすめです。”
“ありがとう。” 楽しみだわ。

海岸一杯に広がるこいのぼりに目を奪われ、
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途中の獅子岩でも写真を撮って
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花の窟神社にお参りし、
(ここにも巨岩が)
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またもや前に進みません。

駐車場のおっちゃんに「花のいわや亭」を教えてもらったら、
ちょうど昼時で並んでた。13:04
お客さんのいない店より並ぶくらいのほうがいいよね。

兄ちゃんと相談して
海鮮丼セット+生中
今回はいいものばかり食べています。
ゆっくり味わって食べたよ。

店を出て、日陰で日焼け止めを塗って、靴紐を結んで 13:50
新宮まで22kmだって。
新宮駅の観光案内所から本宮に電話をして宿を押さえたい。
16:30には新宮駅に着きたいと好天の中、腰を上げました。

そこからは国道のkm表示で1kmのラップを取りながら
なるべく日陰を走る。
10kgになろうかという荷物を背負っていると、キロ6分半が
精一杯。 気楽に走ります。

道の駅パーク七里御浜でソフトクリームを食べようと寄り道 14:52
ここで流血事件発生!!
お姉さんに絆創膏をいただき、やっと傷口に貼る。

国号42号線は歩道もないところがあり、難儀した。
バイパスになっているところはさすがに突っ込む気力はなく
街に入る。
新宮の町に入る橋がかなり上流でめげる。
コカコーラの自動販売機があったら飲もう、と思っても
ダイドーばかりが目に付く。これは三重県ずーっとこの傾向でしたね。

街に入り、新宮駅を目指す。
やった、間に合った。16:40
観光案内所は17時半までやっていました。

本宮の宿一覧をもらい、電話をかけてみるが、
5月2日に5月3日の予約が取れるわけもなく敗退。

観光案内所のお姉さんに明日の天気を確認し、
明日の晩の本宮はかなり激しい天気と知らされる。
パッと距離を見ても、今日と同じくらいあるねんなあ。
しかも熊野那智大社、青岸渡寺から先は山。
貧弱な装備 びびる。

とりあえず熊野速玉大社、神倉神社に向かう。
熊野速玉大社の手前にユースホステルを発見
ここに泊まるのもよいかもと、候補の一つに入れる。
神倉神社の登り階段は強烈でした。
荷物をふもとにおいていけばよかった。

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山の頂上のゴトビキ岩という巨大な岩が御神体
今回の旅は巨大な岩と縁がある様子です。

観光地図を見ると
 熊野速玉大社と神倉神社は山の中でつながっている。
 速玉大社には熊野本宮大社から船で来た時の降り場がある。
ということに気がつきましたが、もうすでに18時 時間切れです。

ユースホステルは休業中なのか、うんともすんとも言わない。
観光地図を見ながら考える。
お、銭湯発見

銭湯に入ってさっぱりして、晩御飯食べながら考えるか。

新宮の町の並びがよくわからない。

「なぎの湯」でくつろぎ、身体を拭いていると、
“明日の夕方から大荒れで、・・・”
“G.W.は山の事故が相次ぎ、・・・”
とテレビがしゃべっている。

こりゃあかんなあ。

番台のお姉さんが外国の方で、おすすめの料理屋も教えてもらえず、
居酒屋で唐揚げとビールとご飯を食べるが、
ちょっとここで今までうまく行き過ぎていた人間関係情報網が
ずれてしもうたな。
何も情報が入らなかった。
ここがうまくいっていたら、後の展開がまた変わっていたかも知れないなあ。
私のモードが少し閉じていたのかもしれない。
振り返ると残念なポイントです。

居酒屋が空いていたので、観光案内所でいただいた地図を広げて
寝場所を探す。
伊勢路のイラストマップは速玉大社でゴールなのだな。

海っぺりに公園があって、体育館やトイレもある。
この辺にするか。
オークワで半額になった明日の朝御飯用さんま寿司とチューハイ、おつまみ兼行動食のミックスナッツを買って、寝るべき場所に向かう。

が、体育館の横は松林でまっくら。
トイレはどこにあるのさ。
歩道があって入っていくが、少し入ると歩道が見えないくらいまっくら。
急に足元に白いモノが、・・・。

 ベンチだった。

ビビリすぎて引き返す。

ランプを引っ張り出して、頭にセット。
再びトイレを探しに、 しかしないよ。

すっかり怪しい人間になってしまいました。

もう少し南かな、と道沿いを歩いていると、
トイレは墓地の横にありました。

 却下却下。

松林は南に続きそうなのでもう少し歩く。

松林が切れ、広い所があったので、左折
遊具があり、ゲートボール場のようでベンチや水道まである。

おおグッド、ここにしよう。
ヘッドランプの灯りで店を広げる。 蚊の餌食になるとも知らず。
幸いな事にここ3日は蚊がいるなと思ったのは2回くらいでほとんど気になりませんでした。

寝袋に入るときには、
“明日は那智駅に着いたらロッカーに荷物を預けて荷物を軽くし、少しだけでも本宮に向けて爪痕を残すのだ。で、JRに乗って家に帰る。”
と思っていました。

おやすみなさい。

20160502 

走ったコースの地図はこちら

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伊勢路ツアー3日目

伊勢路ツアー3日目

寝てるときに気が付いたけど、東屋って言っても天井がある振りを
しているが屋根はなかった。
寝たまま、よく星が見えました。

よく寝たよ。

寝た場所はこんな感じ。
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手前の塀の向こう側に寝袋を敷いて寝ていました。
あまり気にしていませんでしたが、展望台の向こう側はこんな感じ。
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寝相がよくてよかったですねえ。
崖から落ちなくてすみました。

明るくなってきましたよ。
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寝袋を畳んでいるうちに太陽も出てきた。
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ほんまにうれしい。
私達は太陽の子どもって、感じがします。 俺だけ?!

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荷物を背負い、出発 5:25

若宮神社に出てきたのですが、ここには
“道が崩れているため立ち入り禁止”
の立て看板がありました。
実は昨日の入り口にもあったのですが、
その表示が見えないように逆さまに置いてあったのです。
事故なく、怪我なく出てこれてよかった。

今日もたくさん峠を越えますよ。

歩きながら思っていたのですが、
私の周りの走っている人はすごい人がたくさんいて、
絶えず刺激を受けているのですが、
そんな人が周りにいると感覚がだんだんおかしくなってくる。
普通のレベルが上がるというか、
自分が変人のレベルに首を突っ込んでいるというか、
私も毎日毎日走ってばかりで只者ではないなあと思うのだけど、
周りの人がこの感覚を薄めてくれるというか、
まあ、私も確実に変人の一人ですね。

また体力もあるのでしょうが、
看板に書かれている距離やコースタイムを参考にしても
その半分くらいで進めるので調子に乗り易いです。
まあ、心が元気なときはね。
身体が疲れてきて、心も疲れてくるとちょっと大変、
っていうことも今回の旅の終盤で存分に味わいました。

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これらは馬越峠の石畳です。
尾鷲地方は雨が多いため、道が崩れないようにこのようにしたらしい
のですが、誰が、どこからとか考えると、ピラミッドに匹敵するような
大事業だと思うのです。
世界遺産に認めてくれた方はここら辺の心持ちを理解してくれたのだなあ、と感心しながら走っていました。

馬越峠から、何を思ったか天狗倉山に足を伸ばしました。
劇坂!!
たまらんレベルの劇坂でしたが、
周りに登山の方も多く声を掛け合いながら登りました。9:50
頂上には見上げるほどのでっかい石
世の中不思議ね。なぜこんなでかい石が山の頂上にあるのでしょう。

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今から降りる尾鷲の町とその向こうに最大の難所と恐れられている八鬼山が見えます。

尾鷲の町に降りてからまた、ご飯を食べるところがない。
熊野古道センターもかなり遠い様子。
熊野古道センターと同じ場所にバイキング屋さんがある様子。
そこで昼ごはんを食べようと、てくてく歩く。
飽きるほど歩いて、着いたと思ったらバイキング屋さんはかなり坂の上で
かなりめげそうだったけど、めげないだけの粘りが出てきました。
そんなにいちいちめげていられない。
一歩一歩進めば何とかなるものです。

やっとご飯にありつけたぜ。 ゆっくり休憩だ。11:30
一杯目にちらし寿司と炊き込みご飯を食べて、
2回目がこちら。
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よく食べましたね。 
古道センターでも休憩し、日焼け止めを塗り直して出発。
いやいや、この手前、八鬼山峠に向かう気力がなえてて、古道センターで
出発を延ばしていました。

(どんだけビビッてるねん)

氣を取り直して出発しましたよ。12:55
天気もよすぎた。
峠の登り口で杖をgetして登り始める。

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あれ、写真これだけなのね。
杖が写っています。

町に下りたら駄菓子屋でアイスを買って食べながら進み
120mの三木峠と140mの羽後峠へ。

足は八鬼山峠の下りでプルプルきている。
登り道の看板で

“八鬼山峠で足を使った旅人はこの区間は舟で三木峠、羽後峠はパスした。”

と書かれている。

 ”そうなのかよ。昔の人の気持ちよくわかるわ。”

とぼやきながら、古道に入るとちゃんと厳しい石畳

120mの三木峠まで登りましたよ。
羽後峠へは農道をうまく使い、かなり楽をして140mの峠にたどり着きました。
昔の人はこんな思いをしてまでお参りしたかったんかなあ。
こんな思いをしてでもお参りをしたかったのだなーと昔の人の氣持ちをおもっていました。

また、この区間はおもてなし隊かな、何かと古文書を立て札にして掲示してくれていて、その中でも通行手形が
“この手形を持っているなに何なに兵衛が行き倒れたら初七日まではお願いします。この地元への連絡は不要です。”
と書かれていて、昔の人はそれだけの覚悟を持って旅に出ているのだなあ、と感心しました。

賀田駅前の食堂でご飯を食べつつ、寝るところを決めようと考えていたのですが
5月1日から5月5日まで休暇をとるとの貼紙があり、
どうするべと、ちょっと戻る。
手前のトイレがある駐車場に泊まりそうな車があったので、
そこを確認し、酒屋で晩御飯やアルコールを買って、
そのおっちゃんに挨拶し、私もそこで寝ることに決めました。

そのときの詳細はこちら

夜中”ジー”と鳴く音の元を探りに行きました。
バッタの様子でした。
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おっちゃんと晩遅くまでしゃべったと思ったけど20:30
には眠っていました。

おやすみなさーい。

20160501 

走ったコース地図はこちら

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伊勢路ツアー2日目

伊勢路ツアー2日目

朝方にかけて放射冷却現象でより寒くなる。
夜中は星がきれいだったが、
途中からほっそい三日月が煌々と照っていた。

4時頃には起床、寝袋に包まりながら朝御飯を食べる。
明るくなるにつれて順次片付けを行い、5時8分の時点で下記のとおり。

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さて、今日はどこまで進めるのだろうか。

5時30分には出発。
昨夜食べた食堂の前を再び通り西を目指す。

国道42号線をひた走り、道の駅おおだいで大休憩
7時40分~8時20分

滝原宮までの間に三瀬坂峠があるが三瀬坂峠を越えるためには
コース的にバックしなければならない。
(古道の場合は川を渡してもらっていたため)
(現在は橋が出来て迂回している)
国道42号線の快適さにうつつをぬかし、滝原宮を目指す。

シーンとしたさわやかな場所でしたよ。

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この日は黙々と走る。
昨日気になった胃もまったく気にならない。
腹が減ったらミックスナッツをほおばりながら走る。

運んでいる食べ物が多すぎて、脱いだ服を入れる場所がない。
リュックサックのチャックがはちきれそうだ。
長袖シャツは納まらずにリュックサックの上の持ち手にくくりつけているほどです。

水筒は2L入るプラティパスに適当な量の水を入れて
丸めてリュックのサイドポケットに。

ツヅラト峠に向かいます。

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ツヅラト峠からは太平洋が見えましたよ。14:00

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食堂で大休憩をしたかったが、地方の食堂は休業中か、準備中が多く
なかなか足を止められない。

思わず開いていた”干物屋さん”に入り、お姉さん方とお話をして力をもらう。
温泉は古里温泉がある。
ご飯は「秀」さんがおいしいらしい。

先に温泉が見えてきたので、温泉に浸かる。16:10
脱衣場のかごがなくなるくらいたくさんお客さんがいました。
来ていた服もこそっと持って入り、
洗面器の中でジャブジャブ。
汗が抜けただけでしょうが、洗濯した氣になりました。

2013年の大阪マラソンTシャツを着てくつろいでいたら、
2011年第1回大阪マラソンの袋をお風呂バックにしたお姉さんに
声をかけられ、大阪マラソンの輪を感じました。

そこのカウンターでもご飯は「秀」さんを薦められ
洗濯物をしぼりながら、歩きで向かう。

しかし、田舎の「すぐ」をなめてた。
歩きではたどり着かない。
不安になり、引き返そうかな、というレベルでしたが、前に進む。
こんな時スマホを持っていると安心やな。 ドキドキせんですむ。
好きで持っていない私はこのドキドキを楽しむのだ。

やっとこさ「秀」のお店が見えて、17:10
なのに次々と駐車場に車が入り、偉い店やな、と。
一人で席を占めたらあかんと、自らカウンターに座りました。

ここのお料理がおいしかった。
磯飯てんぷら定食 1300円 + 瓶ビール

カウンターに座っていると、
配膳されるお料理が脇を通っていくのですが、
どれもこれもおいしそうで唐揚げなんかすごくでかいのが
6つくらいのっている。 お刺身もおいしそう。

皆が「秀」さんと、”さん”付けしている気持ちがよくわかりました。

私も家族を連れてきたいよ。

ごちそうさま。 さて寝場所を探しますか。

初めから展望台(東屋)で寝ようかと考えていましたが、
なかなかそこにたどり着かない。

地図をよく読んで、廃業したホテルの脇を抜けて、海っぺりに出る。
もうちょっと暗くなっていたらよう行かんかったやろうなあ。

目指す展望台があったのでホット一息。
目の前はこんな景色でした。

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紐で洗濯物を干し、
18:30には寝る用意ができて、
19:00日が沈むと共に眠る。
疲れているとはいえ、さすがに早すぎますなあ。
今日を振り返るとか、明日の作戦を立てるとかなんか考えよう。
まあ、寝ましたけどね。

20160430

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伊勢路ツアー1日目

伊勢路ツアー1日目

前日に中学校PTAの飲み会があり、
飲みすぎて出発が遅れる。

近鉄特急に乗って五十鈴川駅へ
猿田彦神社、内宮、外宮にお参りし、なかなか前には進まない。
外宮の正宮の前の石が気になりました。
 三ツ石
というのですね。思わず私も手をかざしてしまいました。

宮川をうまく渡れず往生する。
おなかが空いてきたので15時に度会橋を渡ったところの丸亀製麺で
ぶっかけうどんを食べました。
まだ酒が残っている様子です。

そこからはやっとこさ走って西を目指しました。
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風が強すぎて私を抜かした自転車がなかなか見えなくならない。

17時の鐘と共に永昌寺
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このあたり、1年前のアスピア玉城の近所の様子で
一本北の道は去年半泣きで走った道でした。
去年のお話はこちら

まだまだ明るいので女鬼峠を越えた向こう側で寝場所を決めようと
峠を登るが、
低血糖でちょっと朦朧とする。
峠から展望台があったが登る氣にならずベンチに座って
ミックスナッツを食べ、一息入れる。

ちょっと元気が出たので、展望台に登りました。
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峠を降りて、どこで寝ようかと探しながら、
柳原観音までたどり着く。

 ”足湯”

と書かれていたのでときめくが、休業中だった。

もう19時 けっこうへろへろ。

目の前の食堂が開いていたので飛び込む。

ご夫婦でやっているお店で、親子丼を頼んでお話しする。

野宿しようと思っているところを話したら、
“あそこの親父は体調悪くて店閉めてるからいいんじゃないか。”
ということで、そこに決定。

親子丼と瓶ビールだが、胃がきゅーっとなっていて、
全然食べられない。
関西とは全然違う東海地方のテレビを見ながらほんまにゆっくり食べさせてもらいました。

店出ると寒い。
自動販売機でホットのコーヒーを買い湯たんぽ代わりにする。
目星を付けていた場所に店を広げて就寝 20時でした。

おやすみなさい。

20160429

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