「走り」カテゴリーアーカイブ

【感謝こそすれ】 No.4816

【感謝こそすれ】

昨夜の長居ウィンドは15km

 19:59
 19:55
 19:54

total 59:50

前を走りましたが内側の方が確実にペースを作ってくれるので

時計も見ず、楽チンに走れました。



それでも3度ほど後ろから

 ”速いー”

と声がかかり

 ”気にせんと行きましょう”

とフォローしたものの、さすがに三度目には

 ”速いかな”

と、少し気にされていました。



私のような1kmで3度しか時計を見ないどんぶりペーサーならともかく、

ポイント毎に時計を見て丁寧にペースを作っていただいているのに、

昨日は風がいつもとは逆でなんかペースを掴み辛い感じもした。

それより何よりここ3回のペーサーが完璧すぎて

お金払っても、あそこまでできる人はなかなかいないよ。

その方と比べられても、・・・。



冬になると行きと戻りの風が強すぎて

キロ4分を守る意味がどうなのかと思う事もあるし、

有志が手を上げて、積極的にペースを作ってくれているのだ。

感謝こそすれ、文句は言わんでもいいと思うけどなー、と私は思いました。

ペーサーしてくれる人がいなくなっちゃうよ。



昨日のペーサーのお兄さん、大変走りやすかったです。

ありがとうございました。










【ひぃこらサブスリー のあとがきに】 No.4815

【ひぃこらサブスリー のあとがきに】

 走れ! マンガ家ひぃこらサブスリー
  運動オンチで85kg 52歳フルマラソン挑戦記!
   みやす のんき

を読み終わりました。

あとがきにこう書かれています。少し長いですが引用します。

“私のほろ苦い体験談を読んでいただいて「練習では失敗もありなんだな、
 少しくらい失敗してもサブスリーは達成できるものなんだな」と思って
 いただけたら幸いです。練習でキロ4分15秒で30km走ができなくても
 いいのです。キロ3分40秒で7本インターバルができなくてもよいのです。
 練習は練習でしかありません。ただ適当ではいけません。本番レースに
 向けて調子を上げていけばいいのです。要は練習は失敗してもいいから
 継続して行い、肉体的にも精神的にも本番のレースにピークを合わせる
 ことが大切なんだと思います。”



ポイント練習よりも日々のマラソンペースでのロング走の重要性を
説かれています。

かと思えば、
時間がなく一駅歩くのであれば、ちゃっと家に帰って20分でも
坂道走を行って心拍を上げた方がよい、
という話もあります。



本の中で読まれた本の引用がされていますが、みやすさんも本を読んで
勉強し、走って感じたことをフィードバックして彼なりに真剣に走りに
取り組んできた事が本当によく伝わってきます。

いい時期にこの本を読みました。

私も今シーズン真剣に走りに取り組みますわ。

まずは今晩の長居ウィンド

 張り切っていってみましょう。

 キロ4分の皆様。 よろしくお願いします。



















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【ケニア人のふくらはぎになる】 No.4814

【ケニア人のふくらはぎになる】

最近読んでいる本が

 走れ! マンガ家ひぃこらサブスリー
 運動オンチで85kg 52歳フルマラソン挑戦記!
  みやす のんき

・真下にちゃんと踏む
・腸腰筋を使って足を前に持ってくる
など、私が考えている事をちゃんと言葉で説明してくれる。

足裏全体で着地する結果
ふくらはぎがケニア人マラソンランナーのようにほっそりとなるらしい
身体の先端は軽い方が力いらん、と考えている私にとって
素晴らしい情報を得てしまった。

姫路城の前には体重55kg位にして
カーボローディングして体重57kgで臨みたいな。

で、2時間40分を切る。 あ、言っちゃった。



この歳になって、自己ベストにもう一度挑戦できるなんて

子どもが小さい頃は思いもしなかった。

幸せなことです。

 チャンスは 掴むよ。






この靴をどのタイミングで履くか。
現在考え中なのであります。








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【人生 思い通りに】 No.4812

【人生 思い通りに】

大泉緑地での3時間走

お天気は申し分ありませんでしたが、

私の上空には会場に着く前から不穏な雲がへばりついていました。

駐車場から会場に向かう道で、主催者のカニさんにお会いし、

“わだっちの伴走の子が遅れるそうなので、その子が来るまで伴走をお願いできますか?”

“む?!”

ロンドン、リオのパラリンピックを始め、先日の世界パラ陸上ロンドンでも

5000m銅メダルの 世界のわだっち の伴走?!

靴もターサーではないし、心の準備が、・・・。

伴走の子は来るだろうと思っていましたが、やはり来ず、

ゆっくり走るつもりがえらく変わってしまいました。



走り出すと、4分20秒ほどの気楽に走れるいいペース

久しぶりの伴走に会話も弾み、

集団で走っている人たちからの質問を受け付けたりして

和やかに周回を重ねました。

2時間で次の人に交代する予定でしたが、

 8周 24kmを1:46:52

思いがけずのいい練習で次の方にロープを引き継ぎました。



5000m15:50で走るわだっちの 4:20の距離走が練習になっているのか?

“今日の走りはわだっちの練習になっていますか?”

“充分になっていますよ。”

とのことだったので私も役目を果たせたとホッとしています。



・世界の遠征には無洗米と炊飯器を抱えて現地でも米を炊く

・奥さんも料理関係のスタッフとして共に戦っている

・スペシャルドリンクは全て置く

・好きな料理は米と餅

・川内優輝選手はパンをおかずにご飯を食べている

など、為になる情報から強い選手の秘密情報までいろんなお話をしました。



やっぱり感じたのは、心の準備ですね。

切り替えの大切さを感じました。









まだ読み始めたばかりですが、この本は”ホームラン”よ。
予告ホームラン宣言できるような本に出会ったので紹介させてください。

私の走り方に対する考え方は
 まさにこれ
です。

これから練習方法も出てくる様子で、
マラソンシーズン前にいい本に出合えたなあ、とニンマリしています。








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乗鞍岳ツアーまとめ

9月2,3日 F永さんと共に乗鞍岳に行ってきました。

乗鞍岳に行くかと思いついて、F永さんと走りながらお話していたら
コロコロころと転がって一緒に行く事になりました。

頂上まで行けば3036m
“荷物はリュックサック一つにまとめて”
と連絡し、天王寺駅に集合しました。

バスに乗って、高山、ほおのき平へ
ここから2800mの肩の小屋まで乗鞍スカイラインを走って登ります。
22km登りばかり
水を汲み(曇っているので二人で1L)、写真を撮ってもらって出発。14:30

乗鞍スカイラインに入るまでは車通りが激しく
繋ぐロープを短くし緊張しながら走る。

肌がしっとりするような曇り空
登れども登れども上り坂
F永さんは何もいいませんが、上を見て私が先にめげてしまいました。

 ”ちょっと歩きましょう。”

眼の見えない人が私にロープを預けて共に登るのだ。
命を預けているようなものです。
その時は何もいいませんでしたが、覚悟のすごさに気がつきました。

 【強さ】 No.4788

乗鞍スカイラインのゲートでおっちゃんに声を掛けられる。15:30
“宿は予約していますか。”
“肩の小屋に泊まります。”
“17:30には暗くなるよ。”
“はい。”

頑張って登りましたが、完璧に力が足りませんでした。
私達をマークしていたパトロールカーに乗せていただき舗装道路の一番高いところまで。
そこから暗くなりそうな中、宿に向かう。

 【パトロールカーにマークされる】 No.4785

今晩の泊り客は私達を含めて2組
水が出、電気が点き、おいしいご飯もいただきました。山の上とは思えません。

“ああ、いい忘れていましたが21時になったら消灯です。”
“発電機を止めますので夜中のトイレなども懐中電灯を持って”

“はい”

“おお、布団のシーツをもらってきますわ。”
“お願いします。”

“布団のシーツはありますか?”
“ないんです。 枕カバーだけあるのでそこにあるのを使ってください。”
“了解しました。”

やはり平地とは違います。



日の出が5:20だそうで、
4:30に起きて山頂を目指す。
21:00前にはバタンキュー。

翌朝は4:31に起きて、山頂を目指しましたよ。

 【日の出を拝みに】 No.4786

もう一組のお姉さんチームは3:30起床、4:00には頂上を目指したそうで、
頂上からは富士山も見えたのだって。
そうなのか、私も富士山を見てみたかったな。

水は煮沸しないと飲めないそうで、ほおのき平で汲んだ水もなくなり、
食堂に水を買う覚悟で声を掛けてみる。
“ポットに入っているお湯ならどうぞ。”
とのことで、お湯をあるだけいただきました。 ありがとうございます。

で、今日は何をするか。

朝練1で頂上を目指した。
せっかく空気の薄い高地に来ているのだからもう少し走ろう、という事で
長野県側に伸びている乗鞍エコーラインを15分ばかり下ってみる。
その後ヒーヒー言いながらもう一度登りました。
ばかね、とも思いますが、少しは強くなったかな。

 【そこまでして走らんでも】 No.4787

そこから延々と下り。 平湯峠からの下りもまた厳しかった。
国道に出てからひらゆの森までの道が狭くて交通量が多かったらいやだな、
と思っていたら、国道から1kmでひらゆの森でした。助かった。やっと着いたよー。

 ひらゆの森(温泉) 500円 安い

まず、アミノバイタルを飲む。
湯に浸かり、水に浸かり血行を促進して、疲労をとるとる。

平湯峠から話題にしてた話があって
平湯バスターミナル 15:30のバスでも高山着が16:31
高山発16:50のバスには間に合いそうだから、ゆっくりしていくか。
もう一本早い14:30のバスに乗るか。

風呂を上がった時に確認すると、
“14:30に乗ったほうが安全だと思うんですよね。”
という意見が出たので
昼ごはんを食べる前にバスの切符売り場に訊きに行く。

“あー、それは交通事情で遅れる事もありますし、
 実際に先日大阪行きのバスに乗れなかったお客様がいらっしゃるのですよね。
 なので、14:30のバスが確実です。”

訊くものですね。
乗るバスを14:30に決めて、食券の食堂でカツ丼を食べる。
出てくるのは遅かったですが、出来立てを食べることができました。
おいしかったです。ごちそうさまでした。

で、バスに乗り込みながらソフトクリームをいただいて、眠りながら
高山駅に向かう。

スーパーで晩御飯のお弁当やみやげ物を買い、
酒屋を覗いては”一番搾りの岐阜版はありますか?”と無理を言い。
また私用にワンカップを買ってバスターミナルに戻る。

バスが着たらビールを買い、
バスが動き出したらビールを開け、晩御飯を食べる。
16:50に出発し、
“17:00になったらはじめてもいいですかね。”
とか言っていたのに、その10分を待てない私たち。

もう、お弁当とビールはたまらん位おいしかったです。

一人も楽しいけど、二人も楽しいです。

同志で共にやり遂げた感を共有できるからだろうな。





これからマラソンシーズンが始まりますが、
マラソン大会へのツアーも楽しんで、結果も出して、欲張りに楽しみたいな。

これからもよろしくお願いしますね。












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【マイ村岡ダブルフル】 No.4805

【マイ村岡ダブルフル】

村岡ダブルフルの応援に一二(ほい)峠に行ってきました。

12時前に車を止めて、ゴール地点に。

まずラーメンでも食べようかと考えていたら、

“88kmの選手がラスト1kmです。”

とのことで、応援に。

大丈夫、私のリュックサックにはいつでもスナックパンが入っているのさ。

一二峠の方向を確認して88kmのトップ選手を応援し、日陰で

スナックパンを食べながら体勢を整える。

ラスト2kmの最後のエイドでポカリをいただき、

“トップ選手のために切ったけど、続きが来ないから食べて行き。”

とスイカまで頂く。

“そんなん、いいんですか。”

“いいよ、もうぬるくなっているけど。”



今回は100km走って、ゴール地点まで行ったのにわざわざ峠を10km折り返して

120km走る”勇者の道”というカテゴリーがあり、トップの人はこれまた独走

私がその人の次に逆走して峠を登るものだから

皆えらく歓迎してくれて

私ははじめ

“応援です。”

とか説明していたのだけど、途中からその歓声を受け、

その倍くらい応援するように心がけました。



峠に着いて、向こう側に降りたらのっけから

知り合いに連続で会っちゃって、

応援しながら、私のスマホで写真を撮る。

皆最後の登りを一生懸命登っている。

“勇者の道”で110kmに向かう人たちは一様に完走への危機感を漂わせて

まだ10km以上ある距離と峠を前に力強い表情で峠を下っていく。



私が見つけるよりも見つけてもらう方が多いのだが、

私にほんまにこんなにも友達がおるのかいな、というほどに

多くの友達が私に声を掛けてくれて、私はちょっとの間伴走したり

声を掛けたり、水を出したり、最後の登りで力を出し切れるように

私なりに応援しました。

1日で100枚も写真を撮るなんて、今までの私にはあり得ない事です。



12時から18時まで6時間、峠を登ったり下りたりして

皆さんほどではありませんが、

私もアミノバイタルを飲むレベルでしっかりとした練習ができました。

ありがとう。



もう暗くなり、最後のエイドで昼に会ったおっちゃんに帰る挨拶をし、

“よう応援したな”

と自己満足に浸りながら、家に帰りました。



村岡ダブルフルを走られた皆さん、お疲れ様でした。



エイドのプリンがおいしそうだったな。

来年は私も、いやいや、出る事はないと思います。 一二峠だけで満腹です。



 お疲れ様でした。












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【楽しみは増える】 No.4802

【楽しみは増える】

今朝通勤ランをしていたら

昭和町駅近くで

“あー、おはようございます。”

って、爽やかなお姉さん

“おはようございます。”

と言いつつ確認したら、走り友達だった。

スカートをはいてらしたから全然わからなかったよ。

通勤ランの楽しみがまた増えたね。

嬉しいこっちゃ。







晩は長居ウィンド

キロ4分で前に並んだら、お隣は先週の素晴らしいペースのお兄さん。

“今日もよろしくお願いします。”

“今日はペーサーやりたくなかってんけどなあ。”

って。 けど、できる人はできる。

 4:00
 4:00
 4:00
 4:00
 4:00
 3:59
 4:00
 4:00
 4:00
 4:01
 7:58
total 48:02

今回も素晴らしいペースを刻んだいただいて

私は時計も見ず、声を出して露払いに専念していました。

11kmでやめようと思いましたが、時計を押し忘れて12kmまで。

来週15km走って、10月に入ったら20km おお、いい流れじゃん。

我ながら感心します。







朝お会いしたお姉さんとも会え、

はちみつさんからハニーアクションまでいただき、

今日もいい一日だったな。



【足が痛くとも】 No.4799

【足が痛くとも】

足が痛くとも、胸が痛くとも 男は家で

 ”足痛い”

とか、ぼやいてはいけない。

嫁さん一年目ならともかく、ベテランになると

 ”好きなことやって、何言っているの”

と反応してくれるのはまだいい方で、たいていは黙殺される。



土曜日に新金岡で5000m(4950m?!)走り、

昨日は長居で10000m、5000mを走った。

10000mの5000m通過は19:20

ゴールすると40:03

 何やってんだか?!



5000mはカニさん、マリオさんなどの応援もあって心強く私なりに粘れた。

 42
 90
 91
 92
 93
 90
 95
 91
 91
 92
 95
 95
 86
total 19:08

なんかこんな感じしか出ないのね。

タイムに波があるのはトップ選手に周回された後にゴール地点までは

無理やりへばりついていったから。



これからぼちぼち上げていきます。






カニさんに戴いた写真 後ろに小さくトップの千代さん


60台、50台の1500mの覇者と共に写真に収まる。 ご利益がありそう。
 ありがとうございます。

【まとめて締める】 No.4798

【まとめて締める】

昨日半日かけて 奥駈 のまとめを行いました。

なんか、忙しいような感じがして着手できませんでした。

やっと、私の奥駈が終わったような気がします。

奥駈と言っても、コースをちゃんとトレースしたわけではなく

はじめにバスに乗ったり、本宮の手前からコースアウトしたりと

 マイ奥駈

ですが、私の奥駈なのですから マイ奥駈 で充分です。







実は 乗鞍ツアー まとめも残っているのですが

これはまた後日(^^;)

ひとつひとつね。 ぼちぼち進みます。







いつもありがとうございます。









感謝の勝手紹介
 2017奥駈まとめ はこちら
http://tomonisodatsu.com/archives/7522









2017奥駈まとめ

2017年のお盆
やっと奥駈に足を踏み入れることができました。

天候にも恵まれ、本宮から那智まで行くこともできた。
4泊5日 123kmの旅の記録です。

1日目 8月12日 吉野→二蔵宿小屋
朝一は次男の吹奏楽コンクール大阪大会を聞き、一旦家に帰って出直す。
近鉄電車の中でトレランシューズの紐を通す。
これから頼みますよ。

金峯神社までは先日 勝手Kobo Trail で登ったのでバスで楽をする。

 勝手 Kobo Trail ツアー まとめ

お参りをして、さあ、ここからスタートです。15:20

なんかおなじみになってきた四寸岩山 16:20 を越えて、二蔵宿小屋を目指す。
 【蜂、鹿、熊】

二蔵宿小屋 17:00
ここから先は未知の世界なので暗くなってはよう進まない。
ここを今日の宿にします。

小屋に私を含めて3人、テント泊が1人。

こないだも水を汲みに行って楽勝、と思っていたら、道を見失う。
 気を抜いてはいけませんね。

2日目 8月13日 二蔵宿小屋→楊枝ヶ宿小屋

4:00前に目が覚めて活動開始
荷物すべてを表に引っ張り出して、おにぎりを食べ、歯を磨いて出発 4:20
太陽は出ていないが、道はしっかりしているので大天井ヶ岳を通らない左の道をせっせと進む。

水場に出たらしっかりと水を飲む。

五番関から女人結界だ。
巻き道の案内板が出てて、釣られて左に進むが500m行くとわからなくなったので
気を取り直して素直に奥駈道を進む。
(勝手Kobo Trail以来わざわざピークを越えるのがいやで巻き道行きたい病にかかっている様子)

素晴らしいお天気

今回の奥駈ツアーの参考にしている杉さんが2日目出発した茶屋に到着 6:30
ここからどこまで進めるやろうか。

すれ違う方が”ようおまいり”と挨拶を返してくれます。
階段も多くハードさが増してきました。
修験者が修行をする”靡き”がそこここにあります。

“西ノ覗”からぐるっと撮った写真

山上ヶ岳 7:15

お参りして前に進む。

緑の世界 小笹の宿避難小屋
もう、緑がむっちゃ美しくて、きれいな水が流れてて、妖精に導かれて進んでいたら
また道を見失いました。

夏はここで避暑だな。

快調に進みましたよ。

小笹で足下が見えないなあ、と思いつつ進んでいたら、こんな所に出た。小普賢岳 8:50

で、どっちに進んだらよいかがわからない。
山と高原地図ではコース上のような記述になっているが明らかに道を外れている。
木が茂りすぎてどちらにも進めません。
次の大普賢岳とは尾根つながりなので方角を南に取り、尾根から離れないように進むとコースに戻りました。
危ない、あぶない。

無事、大普賢岳到着 9:30 9:50
ここでおっちゃんと話をしつつ、大休憩を取る。

鎖場を越え、

七曜岳からはるか八経ヶ岳を望み 10:50

まだ余裕があったのか、先のことを考えていないのか、分岐に荷物を置き去りにして空身で行者還岳に登る。11:35

行者雫水は涸れていたような、気がつきませんでした。
行者還非難小屋を見学し、その前でまたもや大休憩 11:50 12:30
大きな小屋でしたよ。10人以上眠れます。
非難小屋前の日陰で食料補給をしつつ、靴下を乾かしつつ、地図を見て今晩の寝場所を検討する。

ここから弥山手前までは極楽コース。ジョギングでいくらでも距離を稼げます。
弥山手前の坂は厳しいかなと思っていましたが、予想以上の厳しさで、
食料も厳しい感じになってきたので、小屋でカレーを食うぞと思いながら登る。
この登りは厳しかったです。疲労した身体に堪えた。

弥山 14:40

弥山小屋にはカレーはなく、カッラーメンは売り切れで食料の補充はできませんでした。
水2Lを200円で売ってもらう。
さてどこまで進みましょうかね。

とりあえず最高峰八経ヶ岳にはさくっと登る。15:15

すばらしいカール地形だなあと感心していたら、道に地図が落ちていた。

ここで何か私のスイッチが入りましたね。
 【地図を拾ったら】

地図の落とし主にも追いついて、地図を返すことができ無事楊枝ヶ宿小屋に到着 17:00

今晩の宿はここに決めました。小屋泊2人、テント2人 水は1mm位でちょろちょろと出ていました。
時間があったので明るいうちに翌日のコースの取り付きくらいは下見しておけばよかったなと反省です。
(翌朝難儀した。)

3日目 8月14日 楊枝ヶ宿小屋→玉置神社
4:30に出発 いきなり道がわからない。
行きつ戻りつぼちぼち進む。

陽が出てきたらこっちのものさね。

小笹に足を濡らしながら快調に進む。
今日も素晴らしいお天気

釈迦ヶ岳 7:00

ここで携帯電波が通じるとのパウチの札があったので試してみると
本当に通じたので、家とfacebookに私の進捗を報告する。
こんな事もあるのね。

深仙小屋までは濡れた小笹、滑りやすい石にビビリながらそろそろ進む。
昨日ここまで進むか、という案もありましたが、手前でやめていてよかった。
暗くなってからこんなコースやったら途方に暮れていました。

大日岳もパスしてここから南奥駈道

どこまで進めますかね。
とりあえず持経ノ宿を目指す。

涅槃岳 10:15

証誠無漏岳から持経ノ宿まで1.5kmとの看板を見て、
 ”おっしゃ、あと少し”
とスパートをかけるが、その間に阿須迦利岳があるのを見落としていて、なぜか道に迷う。
左にそれる道をまっすぐに行ってしまった様子。
ピークを越えてかなり南でコースに合流した。
もう、困っちゃうぜ。

わざわざ戻って、写真を撮る。

持経ノ宿 11:15 11:40

雰囲気がガラッと変わり、無人だが立派な小屋
靴を脱いで上がらせていただき、大休憩させていただく。

水場まで400mとあるが、歩くとかなり長い。
ここで2L満タンにし、玉置神社を目指す。
地図見てもかなりあるでー。
ただ看板が玉置神社まで何kmとなっているので励みになる。

その前に杉さんが注意してくれた地蔵岳とやらに登らねばならない。
地図を見ても”○危”と危険マークがついている。
こわいよー、そこは明るいうちに通過したい。スピードを上げて気合を入れ進む。

平治ノ宿 12:30

倶利迦羅岳 13:10

怒田宿跡 行仙岳をパスしたくてずっと気にかけていました。

行仙岳をパスして行仙宿 14:30 14:45

ここもゆっくりさせてもらいました。

笠捨山 16:00 タイムリミットが近づいてくるよー。 今から地蔵岳に向かうよー。

地蔵岳 16:45

無事に辿り着く事ができました。まだすこし暗くなるまでには時間があります。
壁のような登りにへばりついている時にはどうなる事かと思いました。

香精山 17:40

ここから玉置神社までかなりあるのだけれど
走れメロスな感じで暗くなりかけた道をかっとんでいました。

途中で隣を走る林道に突き当たり、もうトレイルを走るのは無理だとあきらめて林道を歩く事にしました。
下りになったら走ろうと思っているのですが、林道は登りばかり。
かなりの疲労で上りはもう走れない。
もう、歩いて歩いて20時に玉置神社の駐車場に着きました。
手前の展望台で寝てもよかったのですが、水が乏しく、自販機も無かったので
玉置神社の水、と思って進みました。
結局玉置神社の水まで辿り着きませんでしたが、自販機があったのでそこで寝ました。

アミノバイタルを飲んで、靴下、ゲイターを脱いで、
自販機で麦茶を買って、
スナックパン4本と共に食べる。

食料も残り少ない。
後はスナックパン3本とカロリーメ一箱分(2袋)、水少々
本宮に行く前に町に出て買出しをします。

星いっぱいの素晴らしい夜でした。

が、寝ていたら、ぽつりぽつりと雨が顔をたたく。

おー、雨が降ってきたー。

幸いな事にフリーマーケットで使うようなテントが立ててある。
(お土産を売るのに使っているのかな。)

その屋根の下に移動。
長さが180cmX180cmくらいなのか辺に並行に寝ると吹き込む雨にかかる。
なので斜めに寝る。
雨も小降りだし、何とかなるでしょう。
5時前には活動するから店の人にもきっと迷惑はかからない。

4日目 8月15日 玉置神社→越前峠

雨は降っているのかいないのか。
微妙な天気で私を悩ませる。
雨が降るなら那智はやめ、田辺からJRに乗る。

スマホを見ても天気悪そうだなあ。

残り少ない食料の中から
スナックパン3本とカロリーメイト一袋を
自販機の温かい紅茶と共に味わう。

ポケットにカロリーメイト一袋を突っ込んで
後は本当の非常食のみ。
これに手をつける前に町に出るのだ。

鳥居の前で一礼をして玉置神社に入る。 5:10
来たくても縁が無ければ辿り着けないと言われているところに辿り着く事ができた。
ありがたいことです。

雨が降っているのかいないのか、合羽は着ているが山々の木に守られて雨粒はかからない。
参道を歩き、玉置神社にお参りする。

トイレをお借りし、水を戴き、前に進む。

もう終わりかと甘く見ていたが、大森山からしてちゃんとしんどい。
クーっと思いながら進む。 6:48

五大尊岳もしっかりとしんどかった。 7:45

六道ノ辻から西にそれて道の駅に向かう。8:30
去年の小辺路ツアーでそこにAコープが入っているのを私は知っているのだ。
地図では破線のコースだが、行ってみた。
しっかりした道ではなく、斜面にゆるーく、よく見ると道があるかな、という感じ。
途中はかなり危険な道になっていたので、よい子はいっては行けません。
逆コースでは”立入禁止”の札が落ちている状態でした。

熊野川が見えると嬉しいものですね。

村に下りてからも、熊野川を渡る橋はかなり向こうで、やっとこさ道の駅に着きました。9:40
4日着替えていない服で買い物をし、お弁当からめはり寿司からパンから飴から買って
ベンチでゆっくり食べ、大休憩をしました。

気分転換に洗濯して風呂に入ってから進みたいなと、思って本宮に参り、観光案内所で
コインランドリーの場所を訊いたら遠い。かるくあきらめて那智までの地図をいただき、
歩きで南に進む。

ここからは中辺路です。
なめているわけではないのだが、小走りで進んですぐに終わってしまってもいやだなと思い、ゆっくり歩く。

請川を出る時にさっき山盛り食べたのに、またここからトレイルが始まるかと思うと食べておかなくてはと
中華料理屋さんでしっかりとラーメンチャーハン定食をいただく。
食べ過ぎでスピードが出ない、というのもある。

後ろの歩きの兄ちゃんに追いつかれたらついて行こう、と思うが、ちょっとしゃべって付いていけなかった。

まあ、ゆっくりいきます。

その兄ちゃんが給水時に追いつき、しゃべりながら進む。
フランスの方で私の英語を駆使して会話する。
なぜなら私の関西弁は日本語として通じないと去年スイス人の兄ちゃんとお話して学んだから。
 
百間ぐらから下り基調になるのでお別れを伝えて私が先行し
今日の寝床を決めて進みます。

が、私に越前峠を登る力がない。
日が沈む19:00が近づき、水を飲むついでにランプも出して夜道に備える。

このときには道端で寝ようと覚悟していました。

ちゃんと19:00には真っ暗で、越前峠に到着し、バックして寝る場所を探しました。
平で下が湿っていなければいいかな、と。
今回虫除けを持ってきましたが、使う場面はありませんでした。
備えあれば、憂いなし。
昔の人はさすがです。

ここが一番熟睡できました。



5日目 8月16日 越前峠→那智 紀伊勝浦までバスに乗って、そこからJRで帰宅
朝起きて、寝た場所話のための写真を撮り、活動開始

それにしても昨夜の寝る場所も正解だったなと。
昨夜当初考えていた地蔵茶屋跡まではかなりの距離がありました。
また、今回の靴が苦手な濡れ石の下りで、ここを昨日暗くなってから進むのはやばかった。
私の判断の素晴らしさに我ながら感心していたのであります。。

やっと着きました。舟見峠 
去年のG.W.伊勢路から那智経由で本宮に向かう計画でしたが天気予報が悪く、ここまで来て引き返し、
那智からJRに乗って帰宅しました。
1年経って私は成長できましたか。

昔の私

PT360001

今の私

無事那智大社に到着

お参りして回っていたら、昨日のフランス兄ちゃんに再会
引っ張ってきて、もう一度写真を撮ってもらいました。

 【縁ある人】

那智の風呂は昨年入ったので、バスで那智勝浦へ
那智勝浦でゆっくりしてから、名残を惜しんで特急に乗らず大阪に帰ったのさ。
 【那智勝浦いいね!】

長文にもかかわらずここまで読んでいただき、ありがとうございました。

今回は天候にも恵まれ、人にも恵まれ、無事に当初の計画通り那智までたどり着くことができました。
食料が足らん、道が無い、などやはり思いもしないことが起こるものです。
そんなことも楽しみつつ、これからもいろいろな旅を企画しては実行に移したいと考えています。

それが何になるの、なんか役に立ってるの、と訊かれるとなんと答えてよいのやら、
行きたいから行く、という小学生のような答えになってしまうのですが、
これから自由な時間が増え、どうやってその時間を楽しもうかとなったときに
こんな奴もいるよ、と思い出してもらえたら嬉しいなあ。

 荒野にポツリ 体験 してみませんか?



データ的なものはこちら(YAMAP)
https://yamap.co.jp/activity/1096944













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