【ファールをとろうよ審判さん】
先日の4年生の大会
我チームのキーパーは持ち蹴りの時に明らかにハンドだ。
しかし審判はハンドを取らない。
2回ほど”キーパー ラインを注意しようね”
と声をかけている。
私なら一回目で笛を吹いている。
なぜなら、失敗は本人だけでなくチームにとっても素晴らしい経験で
この経験を通じて子ども達はより良くなっていくと確信しているからだ。
私が主審の時はグラウンドに元から打たれている白いテープとサイドラインを見誤って
コート内なのにボールが出たと思って笛を吹いてしまった。
”あげ!”と思ったが、私の笛によって皆がプレーを止めてしまったからしょうがない。
”ごめん、線を見間違えた。ドロップドールで再開します。ドロップボール知ってる?”
知っている子が近づいてきたが、相手チームの子は首を振っている。
”私がボールを落とすから、ボールが地面に着いたらプレーを始めて下さい。いくよ。”
子どもも大人もいろいろな経験をたくさんしたい。
ファールを犯しているのであれば、ちゃんと笛を吹いて、
子ども達に素晴らしい経験を提供しないと。
この場面にどのように対応するか。
現場にいる子ども達がくるくる頭を回す様子を見るのが審判の醍醐味なのだから。