【高橋尚子から学んだこと】 No.2737

【高橋尚子から学んだこと】

“今からスタートまで7分あります。

 7分じっとしていると今までのアップが0に戻ってしまいます。”

“アキレス腱を伸ばす。アキレス腱の表面が伸びます。”

“そしてひざを少し曲げる。ふくらはぎの中が伸びます。”

“腕を組んで前に伸ばして、背中の筋肉をほぐしてください。

 呼吸が楽になります。”

“私はマッサージしてもらうときに50分背中、足は10分です。”

“背中をほぐすのは大切ですよ。”

淀川マラソンのスタート前、Qちゃんが勝手にマイクを取って

ランナーに話しかけてくれました。

意識がその方向に向いていると、

話の内容が驚くほどに吸収できることを感じました。

そのまま、マラソン大会のアップに使えそうです。

先日、その淀川マラソンを盲人ランナーのFさんと走りましたが

1点書き忘れたな、という事があるので追記。

今だから落ち着いて書けますが

コース上に川に車が下りるための窪みのような

幅10mくらいに渡って、大きななだらかなU字型の凹みがありました。

走りながらそれを認識し、

“Fさん、大きな溝があります。下ります。”

といいながら、ペースを落とさず、その下りに差し掛かったときに

Fさんは大きくジャンプしました。

着地地点は予想よりも下だったのでバランスを崩し、

Fさんは転倒。

私達をつないでいる紐も放してしまいました。

“申し訳ありません。大丈夫ですか?”

“大丈夫です。”

“充分に気をつけてペースを落とせばよかった。”

“気にしないで下さい。走らせてもらえる方がありがたいですから。”

幸いな事に打ち身、擦り傷もなく、完走できましたが、

お互い疲れて脳みその回転が悪くなっている分

伴走者である私がスピードよりも安全を重視して対応するべきでした。

いつも感じる事ですが、

盲人ランナーの方は、走ることに対して

ものすごい覚悟で走られています。

マラニックという、ハイキングするような道を小走りで駆け抜ける

練習にも参加されて、

“木の根や、段差などどうやって走るのですか。”

“3回くらいこける事は覚悟の上です。”

どの盲人ランナーの方と伴走しても、覚悟という言葉がよく出てきます。

 私も私のできる範囲で伴走頑張ります。

って、私も伴走からかなりの力をもらっているのですけどね。



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【高橋尚子から学んだこと】 No.2737」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    高橋さんは、スタート前7分から一種の儀式みたいに同じ動作を毎回レースでやってるのでしょうね。
    僕も現役時代、レース数分前から定番の動作をしていました。準備運動というのは大切ですね。最近、自転車に乗る前も、山登りする前もそれを怠っています。これからちゃんとやることにします。怪我や故障の元ですものね。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    のりまきさん
    >高橋さんは、スタート前7分から一種の儀式みたいに同じ動作を毎回レースでやってるのでしょうね。
    >僕も現役時代、レース数分前から定番の動作をしていました。準備運動というのは大切ですね。最近、自転車に乗る前も、山登りする前もそれを怠っています。これからちゃんとやることにします。怪我や故障の元ですものね。
    -----
    のりまきさん、ご無沙汰しています。
    お元気そうで何よりです。

    私達の年でケガはしたくないですよね。
    治りが遅いし、・・・。

    しっかり準備運動しましょう。

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