【炭のような夜】 No.2667

【炭のような夜】

司馬遼太郎の小説で

 夜が真っ暗すぎて鼻をつままれても誰がつまんでいるかわからない。

というような文章を読んだ事があります。

私も初めてそんな夜を経験しました。

大阪から奄美大島へ向けてフェリーに乗りました。

その日は台風が近づいており、

日頃高知沖を通るのに、この日は瀬戸内海を通っていました。

結局奄美大島までたどり着かず、鹿児島の志布志港で下ろされ、

その日は鹿児島の農業試験場でお世話になることになりました。

友人二人は軽自動車、私は自転車でそこに向かい、

晩御飯をご馳走になり、

寝る場所に向かうために外に出たときの 暗さ

圧倒的な暗さでした。

 目を開けても閉じても何も変わらない、真っ暗なまま。

確かにこれなら隣の人に鼻をつままれても誰がつまんでいるかがわからない。

 こんな夜、経験した事は、ありますか?

ブログランキングに参加しています。
“少年サッカー”
ポチッ ⇒にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ
 いつもありがとうございます。

コメントを残す