【コーチの悩み】 No.3070

【コーチの悩み】

“なにかこう、練習の内容をうまく伝えられないのですよね。”

“わかるわかる。”

サッカー部のコーチ

自分が今まで学んできた事を

何とかして子ども達に伝えようと頑張ってくれています。

“ここはこうしたら、というのが感覚でわかるから、

 それをうまく言葉にできない。”

“巨人の長嶋さんみたいな感じでしょ。”

“そうなんですよ。”

“私もです。”

私が全く感じている事を言葉にするのがへたくそで

すぐ

 ”ピュッ”

とか

 ”シュッ”

と言って、説明した気になっているのですが、

そのコーチはしっかりと子ども達に言葉で説明していると感じていました。

そのコーチも、コーチ自身としては考えている事の半分も

言葉に出せていないのかもしれません。

子ども達がまだ小学生、ということで引き出しが少なく

中学生や、高校生なら理解できる事も

耳から入っても、脳みそに届かない事もきっと多々あることでしょう。

私は、高校時代、陸上部の先輩が

 ”意識、意識”

とミーティングの度に、それこそ念仏のように何度も言われていました。

けど、そのときは なーんにも感じていなかった。

脳みそまで届いていませんでした。

近所に、高校陸上部の先輩が住んでいるのですが、

“あの時は 意識 ってなんじゃ、と思っていたけど、今ならわかる。”

という話をよくします。

コーチの伝えたい事は今伝わらないかもしれない。

けど、いつかは必ず子ども達、わかると思います。








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