【写真には映らない意識と力の矢印の方向を解説する】
大迫選手のナイキの写真などを見ていると
地面蹴ってるー
って感じで写っていますが、
大迫選手がどのように感じ、どのように動かそうと考えているかはわかりません。
同じような写真を使って
私の場合は、どのように感じ、どのように動かそうと考えているかを
下記に示します。
2019年2月の泉州マラソン 2:50:49
ラストの橋を2つ渡って、折返し、ラスト5kmは切った。
あとちょっとだ、という、最後の最後頑張っている写真ですが
大迫選手とはかっこよさが違うのはご了承下さい(笑)
右足が前で
左足が後ろ
私の気持ち(意識)としては
前に出ている右足は
ハムストリング(お尻から太ももにかけての大きな筋肉)
が伸びた後の戻る力を使って
早く身体の下に着地するぜ
と思っています。
身体より後ろにある左足は
蹴ったぜ
とは全く思っていなくて
腸腰筋(背骨から骨盤の前を通して太ももの前つながっている大きな筋肉)
が伸びた後の戻る力を使って
足を前に持ってこよう
と思っています。
地面を蹴っているように見えるのは
力を入れなくても
足首というか足回りの構造上最後までしっかりと蹴れるようにできている
のです。(トラス構造かな。みやすのんきさんの「走れ!マンガ家ひぃこらサブスリー」に出てきます。)
ポイント1
伸びた後の戻る力
というのは
輪ゴムを伸ばし、手を離すと元に戻る
ように
走る動きの中で伸びた筋肉
ハムストリング
腸腰筋
を、輪ゴムが元に戻るように元の長さに戻る力を利用する
ということです。
筋肉はボディビルの人が力こぶを作るときのように
縮める時にエネルギーを消費しますが、
輪ゴムが元に戻る時のように、伸びた筋肉が元に戻るときには
この活動にエネルギーは使っていません。
なので、スタミナ的にも効果があると考えています。
ポイント2
ハムストリング、腸腰筋は大きな筋肉です。
それが動きの中で伸び、それが元に戻る力で走るイメージ
大きな筋肉は足裏、ふくらはぎなどの小さい筋肉に比べて攣りにくいです。
私も以前は
拇指球で蹴る
とかイメージを持って走っている時期もありました。
で、
後半 足が攣る(笑)
蹴ろうとして、足裏、ふくらはぎの筋肉を使うと
小さい筋肉なのでどうしても後半攣りやすいです。
大きい筋肉だと
お、攣りそう
と思っても、走り方を少し変えたりして
大きな筋肉の中で使う部分を少しずらしたりすることにより
なんとかごまかしながら走り続けることができる。
“ピキーン!”と攣ってしまうことがありません。
現在、蹴っているイメージは全く無くて
ドラえもんのような足を
身体のできるだけ真下で地面に置くイメージ
で、走っています。
そして地球からの反力をもらい、前に進んでいる慣性の力によって身体を前に進めていく。
ナイキの厚底とも相性がいいと感じています。
今週末の金沢マラソンからマラソンシーズンが始まります。
練習時に氣にしてみて下さい。
きっと速い人はこのような感覚で走っている人と思うのです。
(ちゃうかなw)
参考になれば幸いです。
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