【三重県に入るとそこは】
三重県に入るとそこは
「津市」でした。
前の晩から盛り上がっていた。
こんな写真を撮ったり、
こんな写真を撮ったり、
4時半に起きて決意のメルマガを発行し出発
7時には榛原に着きました。
偶然「伊勢本街道」である事に興奮し、出発
すぐに立派な神社に出会い、寄り道 前に進みません。
御杖村の道の駅までは順調でした。
26km 3時間14分
そこでおにぎりを2つ買って歩きながら食べる。
三重県に突入 そこはすでに「津市」でした。
県庁所在地の東の海岸線から西は奈良県に接続している事に驚きました。
そこで雨が降ってきたり、次の休憩は美杉の里の道の駅だと
頑張って走っていたのですが、胃の具合が悪い。 なんか知っている感覚
あと3kmの道の駅までの距離がまったく縮まりません。 しまいには
飼坂トンネルを抜けた所で座り込んでしまいました。
頭の中はどうやって伊勢までたどり着くかでいっぱいです。
5分ほど座り込み12時と共に道の駅を目指す。 何とか辿り着きました。
ヒッチハイクする気満々で着替え、店の人と話をする。
伊勢は遠い様子
道の駅の前でヒッチハイク 東へ向かい伊勢を目指す。
おばちゃんに乗せてもらって東を目指すが
“伊勢には今日中には着かんで。行く所まで行くか?”
“お願いします。”
午前中御杖で作ったケーキをご馳走になりおばちゃんと話をする。
木島さん 東京オリンピック前年の昭和39年から平成8年まで40年間
東京オリンピック、大阪万博と日本の成長をホテル業界から支えてきました。
昔の家の前に住む兄ちゃんにこのケーキをお裾分けしたいために
車を東に走らせていたらしい。
“兄ちゃんにケーキ渡してくるから、このゴミ燃やしといて
帰ってきたらもう一度 元の道の駅に戻ろう。”
“了解です。”
燃やすのは大の得意 マッチ2本目で着火に成功
ゴミ2袋を見事に燃やしました。
その火を見ながら考えた。
皆と話をしていると、どうも伊勢はものすごい遠いらしい。
奈良→三重とそれまで広かった国道368号線がみるみる細くなって
この先も厳しい峠がある。
私は伊勢にこだわっていたけれど、引き返して奈良県から帰るほうが
確実か。
木島さんが帰ってきて(兄ちゃんはおらんかったらしい)、
火が燃え尽きるまでもうひと話
昔の家は焼けちゃって、今は御杖に住んでいるらしい。
“御杖から名張までバスで帰るか?”
“そうします。”
御杖の道の駅で降ろしてもらうつもりでしたが
“あ、家の前にもバス停あるわ。”
“次のバスは何時や。”
“15時02分です。”
“今何時や。”
“14時20分”
“家でコーヒーでも飲んでいくか。”
“ありがとうございます。”
で、また、午前中に作った兄ちゃんに配るはずだったケーキとコーヒーを
ご馳走になりました。
木島さんとはたくさんお話した。
最後は握手もしてもらいました。
コーヒーを入れてもらっている間に住所を控えてすでにお礼の葉書も書いた。
名張までバスで50分 890円
16時04分の急行で大阪に帰って来ました。
足はジーンと痛いですが、口を開けば
”あーおもしろかった。”
しかでてこない。
ハプニングを楽しむのもいいけど、計画はちゃんと立てんといかんぞ。
次回は1泊2日で伊勢本街道を満喫します。
当然木島さんを訪ねて行くさ。