【救いの神は現れる】
木崎さんに会いに行く。手土産を持って。
ちゃんと会えました。
再び三重県
飼坂峠はトンネルを通らず地道を走りました。
私にはもう一人お会いしたい人がいました。
美杉の里の道の駅の苔玉の先生
前回一番しんどい時に話を聴いてもらいました。
いるかな、とのぞいたらいらっしゃった。
嬉しかったです。
今回は12時に御杖の道の駅を出発
美杉の里の道の駅は挨拶もそこそこに走り続けました。
前回の火燃やし地点も通過
私もやっとこさわかってきたのですが、
走ると胃は仕事をサボっている様子。
学習し、食べると調子が悪くなりそうだったので
3時間経ってもSoyjoy半分ほど食べただけで走り続けます。
4時間過ぎると登りは歩き、
17時になったら宿を探そうと決めてゆっくり走り続けます。
17時になったが、そもそも宿がない。
18時になりサークルKのご主人に訊いたら
“10分くらい走ったら右にある”
と情報を得て、再び走り出す。
6分くらい走ったところで
“アスピア玉城 1km先左折”
あまりの足の痛さに、やっぱり温泉よな、とふらふらと右折してしまう。
頑張って1km6分で走ると
“アスピア玉城 3km”
ウソーん、と思ったが頑張る。
が、歩き多し。 30分かけて3km進んだら
“次の信号直進スグ”
ガビーン 私は心が折れたよ。
田舎の次の信号って、何キロやねん。直進スグのスグは何キロ?!
信号で止っていたお母さんに無理やり訊く。
“アスピア玉城って、泊まれる所ですか?ここからどのくらい距離あります。”
“さぁー、1回くらいしか行ったことないから。” ブーン
電話して訊いたろか、と思ったが電話番号すら書いていない。
18時40分を越えて辺りはにわかに暗くなってきました。
45kmは走った疲労困憊の身体と共にどうしようと途方に暮れていると、
ブーンとさっきのお母さんが帰ってきてくれて、
“戻りますけれどビジネスホテルまで送りましょうか。”
“お願いします。”
私にはそのお母さんが女神に見えました。
お母さんが車を回している間に自販機でジュースを2本買って
女神様の車に乗せてもらいました。
素直に進んでいれば着いたであろうビジネスホテルに横付けしてもらい
ジュースを渡して、両手を振ってお別れしました。
フロントで
“予約してないんですけど”
といった瞬間にお姉さんの顔色が変わり
“申し訳ありません。今日は予約で一杯なのです。”
“大丈夫。寝袋持っています。”
って、返事している私も訳がわかりません。
けどね、私は心の片隅で
今まで罰ゲームかと思うほど重かった1kgの寝袋の活躍の場が出来て
ちょっと嬉しかったのです。
近くにスーパー銭湯とAEONがあり24時まではゆっくり出来そうです。
とりあえずゆっくり風呂に入り、かなり回復。
AEONで晩御飯、ビールを食べてさあ寝るべと寝袋を広げようとしたら
警備のおっちゃんが回ってくる。
“ここは保安上寝てもらうわけには行かないですよね。”
“どこかいい所ありますか。”
“前の道を右に曲がって50m行ったら公園がある。トイレや東屋もあるから
そこで寝たらいいよ。”
“ありがとうございます。”
そこで改めて寝床を作って寝る。
22時 Zzzz・・・。
くたびれているから寝れるのだけれど
野宿というのは神経も過敏になります。
近くに車が入ってくると気になる。
いきなり頭かち割ってくる人もいないだろうと、
途中からは見守りに来てくれてるんやと思うことにしました。
3時03分、4時50分と目が覚めて、5時まで寝た振りをして起床
朝ご飯を食べて、片付けをして6時には出発
9時前には外宮に着きました。
4月29日の伊勢ツアーでも感じましたが、
今回でもよりはっきりわかりました。
偶然というか必然で、困った時には助けてくれる人が現れる。
だからきっと不安が少しあったとしても
やりたいこと、自分がやるべきだと思うことを
やればいいのだと思うのです。
こんな事を実感しちゃった、私って、・・・。
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