【日の出を拝みに】 No.4786

【日の出を拝みに】

“日の出は何時ごろですか?”

“5時20分頃です。”



その情報を元に4時半に起きる計画を立て

21時前には就寝



目が覚めると 4:31 でした。

しかも雲海の淵はすでに少し明るい。

充分な防寒体勢で電灯を点けて外に出る。

二人で乗鞍岳頂上を目指すが、50mですでに行き止まり。

 道を間違えました。



気を取り直して、正しい道へ。



F永さんは目は見えないが明るさはわかる。

スマートホン等は音で使いこなしています。

今までF永さんと共に滝の前で川を渡るくらいの冒険をしたことはありましたが

コースタイム50分の山を登るなどという冒険は初めて。

しかも暗く、大きな岩がゴロゴロのちゃんとした山道です。

お天気は最高に恵まれ、風も穏やか。

無理をせず、進めるスピードで歩む。

5時13分頃から休憩して太陽が出てくるのを待ちました。

雲の上に顔を出している山々はお互いに朝の挨拶を交わしている様子。

 ”今日も太陽さんが無事出て来そうやな。”

 ”ありがたいこっちゃ。”



無事に太陽は出てきましたよ。





 ”お、出てきたようですね。”

F永さんも感じたようです。

しばらくは日の出ショーを堪能し、頂上に向かいましたが

朝御飯の時間もあり、降りるほうが時間がかかるということで

5:45で私達の最高地点を踏み、下山しました。





F永さんは杖を持ち、逆の手は私とつないで

私が伝える事は

 ”段差が大きいです。 ダーン”

 ”道が細くなるので私の後ろに着いてきてください。”

 ”次の一歩、石を跨ぎます。”

など、簡単な事ばかり。

F永さんは杖で段差を測り、足を置いた場所の感じを瞬時に察知し

調整します。 その能力にはこちらが驚くばかり。



日の出を拝むためのバスで登ってきた人達と挨拶を交わしながら

無事 肩の小屋 まで戻ってくることができました。



これで朝飯前のトレーニング完了。

おいしく朝御飯を食べましさとさ。



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