【若さって素晴らしい】 No.3558

【若さって素晴らしい】

次男と共に鹿島槍へ一泊四日のスキーツアー。

無事に帰ってきました。

初日は午前、午後とスクールに入り、スノーボードの基礎をみっちり。

左足を前の基本スタンスで

背中側の左には曲がれるが、

前側の右に曲がれない。(TT)

午後の講習を10人で受けていましたが

次第に前の方は小学生、中学生の若者になり

付き添いで入った親父などはだんだん列の後ろの方に固まってくる。

なんたって、こけると痛い。

初心者用のコースを一本下るのに5回くらいこける。

 ”この歳になって、こけるとめげますよね。”

 ”痛いねえ。”

 ”心が少しずつ折れます。”

 ”わかります。”

列の後ろで親父連中が傷の舐めあい。

次男は自由自在に滑れるようになり、もう、滑りたくてしょうがない。

講習会終了後、長いリフトに乗り次男と共に林道へ向かう。

林道が、

 地獄だった。

私の下手くそさでは幅がないとターンできない。

谷側に落ちるわけには行かないので

スピードが出ると山側にぶつかって止る、みたいな。

15回くらいこけたところで、

集合時間場所を決めて次男には一人で滑ってもらった。

私は歩いて林道を降りたよ。

二日目は、次男の指導の下、ちょっと練習

大町に住む弟と5歳の甥っ子が来て次男と滑ってくれた。

私はマイコースで曲がる練習

一緒にリフトに乗った爺さんが

“スノボは長いのですか。”

“昨日始めて2日目です。”

“前に曲がるのが難しいですなあ。”

“そうですね。私も全く曲がれなくて。(この爺さんよく知ってるなあ)”

“私は半日でやめましたよ。 ワッハッハ。”

 こんな判断も大正解だと思いました。

若者はスノボばかりで、大学生の集団もスノボ初心者に教えている。

“千回くらいこけると思うけど、その頃にはうまくなってるから。”

おっさんは千回もこけたくないです。

相変わらず次男は滑りまくっていましたが、

たまに帰ってくる。

スノボって、リフトを上がると一度腰を下ろしてスノボに右足をセット

するのですが、太ももを持ち上げないとその右足を上げることすら

できなくなっちゃって、

スノボに足を固定してもそのまま三角座りで15分、20分座ったまま

眠ってしまう事もままありました。

気を取り直して、2日目の15時頃には左右のターンもできるようになり

やっとこさ楽しくなってきました。

ナイターに突入し、次男と調整し、日曜日18時まで滑っていました。

この歳まで運動神経だけで生きてきたようなものですが、

この歳になって、こけまくるのは痛い。

こけてもこけても嬉々として立ち上がる若者ってすごいなあ、と思いました。

今回は若者の力強いパワーを感じ、おっさんは歳を考えてちょっと挑戦し

無理なら早めに撤退しなさいよ、ということを学びました。

今になって、リフトに同席した爺さんが亀仙人に思えてきます。

 あー楽しかった。








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【若さって素晴らしい】 No.3558」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    おはようございます。
    一泊四日とはすごい日程でしたね。
    勇気ある撤退は英断がいりますね。
    お疲れ様でした。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    エンスト新さん
    >おはようございます。
    >一泊四日とはすごい日程でしたね。
    >勇気ある撤退は英断がいりますね。
    >お疲れ様でした。
    -----
    経験を積む事で撤退のタイミングもわかるようになると感じました。
    また一つ経験を積みましたよ。

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