【思っていることを表現してくれる人がいる】
「国境のない生き方 私をつくった本と旅」 ヤマザキマリ
という本を読みました。
前半は膝をたたきまくり
「今もそうですが、動物でも虫でも魚でも、とにかく人間以外の生き物と
出会うと「私、ちょっとその辺の人間と違うんですよ」って言いたくなるん
です。
向こうから「あ、人間が来た」って目で見られたくない。
一応、人間の「袋」はかぶっているけど「私はあなたたちと同じなんです
よ」って、生き物と生き物として付き合える中でいたい。もっと言うなら、
私、地球に好かれたいんです。地球に「お、このチビ、やるな!」って、思
われたい。」
「一緒に旅をしていると、感激やの母は私たちに向かって、いちいちこうい
うのです。「見てごらん、この景色。涙が出てくるでしょう」
そう言って本当に目をうるませている母を、子ども心に「かわいいなあ」
と思って見ていたのですが、今思うとあれは本当に素晴らしい教育でし
た。」
中盤、17歳でイタリア留学してからは、内容が高度すぎて私の脳みそ上滑り
状態でしたが
「そんなひどい状況でも生もうと思ったのは、ジュゼッペの子どもだからで
す。彼の子ならきっと素晴らしい子が生まれるに違いない。」
私もニルスの旅や千一夜物語、安部公房などを読みたいぞと思いました。
国境のない生き方 私をつくった本と旅 (小学館新書)[本/雑誌] / ヤマザキマリ/著 |
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