【伊勢路4泊5日完走なり】 No.4317

【伊勢路4泊5日完走なり】

あー、いーお天気。


PT360001

伊勢から熊野速玉大社、熊野那智大社まで伊勢路を無事に完走してきました。

170km、4泊すべて野宿

当然のとこながら古道なので舗装路ではない。

次から次へと石畳の峠道が続き、”だれの罰ゲームやねん。”

と思いながら走っていました。


PT360001

帰って来たのは私が決断したから、

私の経験と装備と心構えや準備などを考え合わせ、

私の頭の中で何人かと相談して決めました。

5月3日の晩は強烈な雨が降る、という情報があり、

その日は新宮を出発しから熊野那智大社、青岸渡寺を経由して、

本宮に向かう予定でした。

山の具合によって、本宮には届かないかなとビビッてもいた。



現在の装備で山の中で雨に降られたら、死ねる。

本宮の宿に電話しましたが、当然のごとく満室で、私の出した結論は

那智の駅に寝袋などを預けて、ちょっとだけ本宮に向かった振りをして

那智からJRに乗って帰る。



不要な装備をロッカーの預けたリュックサックは軽く、

野宿チーム(一人でもチームね)の朝は早く5時には行動を開始していました。

熊野那智大社、青岸渡寺にお参りし、本宮に向けて走る。

ハイキングマップの参考タイム3時間先の峠にデンして帰ってこようと

考えていました。

標高が800mを越え、通る風がやはり平地とは違います。

絶えずウィンドシャツを着ているような状態で進む。

高くなるにつれて、雲の中に身体を突っ込んだような状態になり

周りを見ると雨粒の子どもがヒューヒュー横に流れているような状況で

コースマップで言えば1時間40分の舟見峠(888m)にデンをして

しっぽをまいて帰ってきました。


PT360001

戻る道で本宮本面へ向かう何名かの方とすれ違いましたが、

皆大きなリュックサックを背負ってポールを付いて歩かれていた。

ちゃんと計画を立てて、目標の地点まで歩かれているのだろうな。



帰りのJRに乗っても雨は降らず18時頃和歌山の手前で強く降っていました。



家に帰ってからも、5月3日の晩は本宮辺りをどれくらいの雨が降ったのかを

何度も天気予報のホームページで確認しています。



今思えば、那智駅が寝れたので(道の駅が隣接し温泉まであった)

そこで雨をやり過ごしてから、5月4日に本宮まで行けばよかったなあ、

こうやって、振り返ることも経験のうちなのだろうなあ、と感じています。

ちょっと疲れて正しい判断ができなかったのかもしれない。

私の大好きな「あくま」という絵本に

魔女にお友達になろう、と言われて、昔話の世界から抜け出したぼくが、

家に帰ってから、魔女と友達になったほうがよかったかなあ、と回想する

シーンがあるのですが、私もすぐにその世界を飛び出るのではなくて、

せっかく現地にいるのだから、もう少しいろいろな可能性を考えて

粘ってみてもよかったんじゃないかなと感じています。



まあ後悔してもしょうがない、現時点でやるだけはやりました。



帰りのJR紀伊田辺から大峯奥駈道帰りの兄さんと隣になり、

いろいろお話しながら大阪まで帰ってきました。

別れ際に”是非またリベンジを”と声をかけてくれてなんかちょっと救われた。







今文章を書くとこんなトーンですが、展望台で野宿したり、

野宿のおっちゃんと友達になってソラマメやとうもろこしやお湯を

もらったお返しに、ビールを持っていったり

楽しいお話もいっぱいあったのよ。

また、そんなお話は、おいおい、・・・。



ほんまに、無事で帰れたことが何よりです。

 感謝、感謝






PT360001








ブログランキングに参加しています。
ポチッとクリックよろしくお願いします。
 にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ
 にほんブログ村
いつもありがとうございます。



コメントを残す