【人生面白い】
劇寒の金剛山を登ってきました。
アイゼンなしで。(=^_^=) 笑い事ではない。(>_<)
アイゼンは実家に持って帰った様子で、あるべき所を探したがなかった。
私は大阪実業団駅伝を走ってから遅れて合流したのだが
その時には 凍った滝を見に行く ことに決まっており、
その流れに乗っかって行きました。
水越峠で車を降りた時に言い出しっぺのおっちゃんに
“今日はこのコースって決めていたのですか?”
って訊いたら
“知らんがな。わしは金剛山に登ろう、って言っただけや。”
水越峠からもみじ谷に入り頂上から青崩に降りるコースでした。
金剛山には頂上に向けて48のコースがあるそうなのですが、
どのコースを登ろうという話になった時に
よく知っている方がその季節ならではの楽しそうなコースを提案し
皆の行ってみたい氣持ちによって知らぬ間に総意が形成され
その方向で物事が進むのでしょう。
人生おもしろい。
皆さんは軽装、トレランシューズ+アイゼン持ちなのに
私だけ山登りモード、普通の靴、アイゼンなし
アイゼンがいるときには、靴に細引きを巻こう、とか考えていました。
もみじ谷と名前が付いているだけあって、川の流れている谷を登る。
川を何度も渡ります。
そして付近は凍っている。(T▽T)
皆はアイゼンをつけて、ガシガシ登る。
私は8人パーティの7番目で皆が耕してくれたところを踏みつつ登りました。
軍手だったが、手を使いまくりで足を4本みたいな感じにして、
山の大先輩が最後尾だったので、広い視野で私の踏むべき道を
アドバイスしていただきました。
心強かったです。 助かりました。 ありがとう。
下の方では滝の凍り方も
端の方がチョビ、という感じでしたが
登り進めるほどに滝の氷も立派になっていき、
下に貼った写真などは大阪だとは思えません。
最後、川がなくなってからの直登は
やってはいけない事と知りながらフィックスロープに頼りきりでした。
滑ることを気にして足の裏に力が入るのか
走る時に使わない筋肉を使う様子で、
頂上までの最後の上りはもう足が攣りそうでした。
トレランシューズ、軽アイゼンはすぐ買おう、と思った次第であります。
帰りはほとんどノンストップで駆け下り
皆さん無事にコケもなく、怪我もなく、山登りを終えることができました。
楽しかったです。
おもしろかった。
人生、知らぬ間に楽しい方向に転がるのだなあ、と感じた一日でした。
お付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。
また、ぜひ、山に誘ってくださいね。 ありがとうございます。