【イラストマップの力】
まだまだ伊勢路ネタ
今回はイラストマップを印刷しクリアファイルに挟んで持っていきました。
歩く道が赤色で強調され、国道や、川、JRが申し訳程度に書かれている。
足りない情報を文章で補っています。
これが効果がありました。
地図見てたら、国道走るほうが楽に決まっていると、即決できるのに、
イラストマップだと、そうだろうなあと思いつつも古道に入ってしまう。
集中すると物事を達成できる典型のように感じました。
また、縮尺がページ毎に異なり、厳しい部分は縮尺も小さいので、
頑張るとたくさん進み励みになります。
(道路地図で進めども進めども地図上はほとんど動かないのはつらい)
3日目の午後からの八鬼山峠
難易度 5段階中の★★★★
厳しかったです。降りてからも足のブルブルが止まらない。
寝場所を探すにはまだ早かったので、もう2峠越えるつもりで進む。
三木峠 120m
羽後峠 140m ゲッ!
それも思い切り海沿いの0mから。
三木峠の登り口の立て札で
“八鬼山峠で足を使った旅人はこの区間は舟で三木峠、羽後峠はパスした。”
と書かれている。
”そうなのかよ。昔の人の気持ちよくわかるわ。”
とぼやきながら、古道に入るとちゃんと厳しい石畳
120mの三木峠まで登りましたよ。
その後、イラストマップを見ながら考えた。
もう16:00 今日は鬼のように頑張った。
今から120m降りて、140m登るのはあほ過ぎる。
地図をよーく見ると、ふたつの峠の間を農道が横切っている。
古道の入り口にはのぼりが立っているはずなので、見逃すはずはない。
この農道を進んで、上り下りをパスしよう。
こんな時地図が読めると悪知恵が働きます。
古道は当然の事ながら舗装されていないので、一歩一歩足を置く所を
判断せなならん。それを考えんでいいだけでも農道は楽です。
よかったなあ。無事に羽後峠もクリアしました。
よかった、よかった。
今回、滑落する人の氣持ちもちょっとわかった。
フラフラ歩道の端っこに進んでしまうときもあるし、
バランス崩して、一歩後ろに下がる事もある。
そのときの足の置き場所が考えられないほど悪い場合もきっとある。
別に本人は落ちる氣はなくても、簡単に落ちれるのだなあ、と感じました。
疲れてくると余計にね。
それだけに無事に帰ってこれたありがたみをしみじみと味わっているでござる。
感謝の勝手紹介
私がお世話になったイラストマップはこちら
http://kumadoco.net/kodo/map/index.html
写真は八鬼山峠に入る前に食べたランチバイキングなり。