【身体の言う事を聴こう】 No.5082

【身体の言う事を聴こう】

北アルプスから帰ってきました。

が、実は3日目の昼からは熱中症で、テントでひっくり返っていました。

しかも本人は全然自覚がなくて。



槍ヶ岳を登って降りてきて、3日目10:40に横尾まで帰ってきて、

もうえらくて荷物が重くて、足も痛いし、気力もないし、

横尾山荘で豚丼を食べながら地図を見て、

コースタイム通りでいいから、蝶ヶ岳に登ろうと決めて、

12:00出発! と決めて、日陰でリュックサックを三角座りの足の間に入れて

それにもたれながら休んでた。



そしたら、11:49に屁をこいたつもりが”うぉ実が出たか”というような感触で

慌ててトイレに駆け込むと見事な下痢

これじゃ、山には登れない、休もうと、日陰で座っていましたが、

一向によくならない。

下山側に歩いて70分先の徳沢まで行けば”日大診療所”があるそうなので

そこまで行こうか、とリュックを担ごうとすると下痢さんがこんにちわ

って感じで、ポカリスエットを飲んだりしながらずっと臥せっていました。



もう動けない、と観念して、テントを張って、

全開放で、おなかの上に寝袋を乗せて爆睡

水筒代わりの浄水器がやわらかいビニールで氷嚢代わりに頭や首に

当てていたのですが、気が付けば、額も腋の下も、鼠径(そけい)部も

むっちゃ熱い。

こりゃ熱中症やで、と氣が付いたのが16:55  判断遅すぎですな。



幸いな事に梓川の横で冷たい水が無料で豊富にあり、

それを水筒に詰めて身体に当てては寝ていました。



翌日の朝には何とか動けるようになりテントを畳んで5:20出発

上高地8:00のバスで高山に帰ってきました。







もういくらも前から身体が悲鳴を上げていただろうに

3日目の晩は蝶ヶ岳から前日登った槍ヶ岳を見るのだと

思い込むだけ思い込んで身体の言う事など、全然聞いていませんでした。



身体さんというか神様が”こいつはほんまにわからんやっちゃの”と

出発予定時刻11分前に緊急発動したのが下痢だったのだと思います。







今回あの状態で蝶ヶ岳に向かっても絶対に登れていなかった。

50にして、まだわからんか、という感じですが、わかっていないのです。

なので、周りの人に心配をかけるのでしょうね。

今回の件で、私なりにかなり学ぶ部分もあったので、

盆は静かにしておこうかな、と思っています。

これまた、これから疲労が抜けへんのや。

鍛えにいっているつもりが、疲れに行っているだけかもしれません。

ここらへんの具合がうまくつかめるようになりたいです。



とりあえず、なんとか無事?!に帰ってきたよ、という報告でした。





3日目の朝 南岳から見えた富士山

ちょっとだけアップ



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