【サッカー審判まとめ その3】
4、試合中
に進みます。
4、試合中
(1)見逃しはその瞬間に忘れて、切り替える
試合が始まって、一発目のファール
”笛を吹くべきやったかな。”
笛を口に持っていっても笛を吹かない場合があります。
試合はずんずん進んでいく。そんな場合はありますが、
そこは切り替えて、目の前の試合に集中しましょう。
引きずると次の判断も誤ります。
(2)バランスはとる必要なし
ワールドクラスの試合を見てても、片方にPKが出たら、対するチームにも
PKが出て、審判バランスとっているな、と感じることがあります。
(1)と関連しますが、チームAのファールをひとつ見逃したから
チームBのファールもひとつ見逃してバランスをとろう、
と思ってしまいがちです。が、そうはうまくはいかない。
チームBのファールを待つ間に
”この審判、これくらいはファールとらへんぞ。”と、
チームAがふたつもみっつも腹黒いプレーを繰り出し、みるみる試合が
荒れる場合があります。
子ども達の察知力はテレパシーのように瞬間的にチームで共有されます。
審判を始めた頃に審判の先輩に教えてもらいました。
”バランスはとる必要なし”
これに尽きます。
バランスなどと考えず、自分のミスも瞬間で忘れて、
目の前のプレーに集中しましょう。
次に腹黒いプレーが見えた場合には毅然と笛を吹きます。
(3)”あぶない”と感じたら、それはファール
私はなかなかハイキックの笛を吹くことができませんでした。
”あぶない”と思っても、足が顔などに当たらなければ、
そのままプレーを続行していましたが、これは危険
顔に蹴りが入り、けが人が出てからでは遅いのです。
コーチに指摘していただき、現在では吹けるようになりました。
ハイキックだけでなく、”あぶない”と感じたら、それはファールです。
自信を持って笛を吹いてください。
(4)子どもの罠
”ピピーッ! 直接フリーキック”
相手チームがキッカーの前に立ち
”審判、距離を測ってください。”
というチーム(子)があります。
私もそれにのっかって、距離を測ったことがありますが、
これはブブー、する必要はありません。
審判としてはその子に対して
”離れて。”
と指示し、離れない場合は遅延行為でイエローカードです。
離れる距離が充分でなくキッカーのチームからクレームが出た場合は
”笛を吹いて再開”
を皆に周知し、壁の距離を測り、笛で再開することもあります。
(5)どちらが出したかわからない
一人審判だと特に、どちらが蹴ってタッチラインを割ったか、
わからないことがあります。
その場合は、ちょっとの間見とく。現場の子ども達はわかっています。
いそいそとボールをとりに行く方のスローインです。
その姿を見て、スローインの方向を指示することがたまにあります。
現場の子ども達もわからず子ども達がこちらを見ているときもあります。
私も微妙すぎてわからない。 そんなときは
えいやー でどちらかを指します。
スローインをしなければ、試合が再開しませんものね。
ファールの状況を見て、ファールされた側に有利な状況であれば
笛を吹かず、”プレーオン”で試合を続行させることもできます。
これはなかなか難しい。
審判が自信なさげだと、選手も応援の保護者もなんか不安になってくる。
試合に集中できない感じです。
まずはしっかりと自信を持って、毅然と笛を吹きましょう。
これが一番大事
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