【身体の言う事を聴こう】
北アルプスから帰ってきました。
が、実は3日目の昼からは熱中症で、テントでひっくり返っていました。
しかも本人は全然自覚がなくて。
槍ヶ岳を登って降りてきて、3日目10:40に横尾まで帰ってきて、
もうえらくて荷物が重くて、足も痛いし、気力もないし、
横尾山荘で豚丼を食べながら地図を見て、
コースタイム通りでいいから、蝶ヶ岳に登ろうと決めて、
12:00出発! と決めて、日陰でリュックサックを三角座りの足の間に入れて
それにもたれながら休んでた。
そしたら、11:49に屁をこいたつもりが”うぉ実が出たか”というような感触で
慌ててトイレに駆け込むと見事な下痢
これじゃ、山には登れない、休もうと、日陰で座っていましたが、
一向によくならない。
下山側に歩いて70分先の徳沢まで行けば”日大診療所”があるそうなので
そこまで行こうか、とリュックを担ごうとすると下痢さんがこんにちわ
って感じで、ポカリスエットを飲んだりしながらずっと臥せっていました。
もう動けない、と観念して、テントを張って、
全開放で、おなかの上に寝袋を乗せて爆睡
水筒代わりの浄水器がやわらかいビニールで氷嚢代わりに頭や首に
当てていたのですが、気が付けば、額も腋の下も、鼠径(そけい)部も
むっちゃ熱い。
こりゃ熱中症やで、と氣が付いたのが16:55 判断遅すぎですな。
幸いな事に梓川の横で冷たい水が無料で豊富にあり、
それを水筒に詰めて身体に当てては寝ていました。
翌日の朝には何とか動けるようになりテントを畳んで5:20出発
上高地8:00のバスで高山に帰ってきました。
もういくらも前から身体が悲鳴を上げていただろうに
3日目の晩は蝶ヶ岳から前日登った槍ヶ岳を見るのだと
思い込むだけ思い込んで身体の言う事など、全然聞いていませんでした。
身体さんというか神様が”こいつはほんまにわからんやっちゃの”と
出発予定時刻11分前に緊急発動したのが下痢だったのだと思います。
今回あの状態で蝶ヶ岳に向かっても絶対に登れていなかった。
50にして、まだわからんか、という感じですが、わかっていないのです。
なので、周りの人に心配をかけるのでしょうね。
今回の件で、私なりにかなり学ぶ部分もあったので、
盆は静かにしておこうかな、と思っています。
これまた、これから疲労が抜けへんのや。
鍛えにいっているつもりが、疲れに行っているだけかもしれません。
ここらへんの具合がうまくつかめるようになりたいです。
とりあえず、なんとか無事?!に帰ってきたよ、という報告でした。
3日目の朝 南岳から見えた富士山
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