【奥駈仲間ってあるの】
きっとありそうな気がする。
“奥駈行ってきたのか。お主も物好きよのう。( ̄ー ̄)”
同じ山を登って、同じ景色を見ているんだ、きっと連帯感はあると思うぞ。
【奥駈仲間ってあるの】
きっとありそうな気がする。
“奥駈行ってきたのか。お主も物好きよのう。( ̄ー ̄)”
同じ山を登って、同じ景色を見ているんだ、きっと連帯感はあると思うぞ。
【蜂、鹿、熊】
四寸岩山の頂上で一息ついてミックスナッツでも食べようかと
リュックサックを開けていたら
頭の周りでブーンブーンといっているのは知っていたのだけれど
チクッとするので、ちらっと内股を見てみたら
大きなスズメバチが止まっていた。
さすがにくまのプーさんのような対応はできず、
リュックサックの口も閉めずに慌てて移動した。
行者還岳に向かう途中で親子の鹿が草を食べていた。
玉置神社に向かう途中でも夕陽の中を走る鹿が私の前を横切っていった。
あまり感じていなかったが、道中すれ違う方の8割は熊鈴を鳴らしていた。
私は熊鈴自体持っていなかった。
通路の真ん中にされたうんこはよく目立つ。
きのこは4度ほど写真に撮ったが、
うんこは見つけて写真に撮ろうかな、と思っても
主がまだ近くにいたら怖いな
とか思ってよう立ち止まらなかった。またそんな時だけ歌を歌ったりして。
♪ある日 森の中 くまさんに出会った。花咲く森の道 くまさんに出会った♪
へんてこりんな歌だなーと思いながら歌ったさ。
最後に出会ったフランス人までベアーベルを持っていて、
ベアーベルは必需品か
と訊きたかったが、そんな英語能力はなく
やっぱ熊はいるのかな、と思ったが、その晩は峠道の道端で寝た。
熊鈴持っていようが寝てる時は鳴っていないし
テントで寝てたらくまさんに狙われたら一発やんね。
自然の中に入っちゃったら、用心はするけど、運は天に任せるよ。
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【走れる喜び】
今回私が走った
吉野から奥駈道を通って本宮、中辺路を通って那智コースを
YAMAPというアプリケーションで集計してみると
5日間の活動距離は123.57km
だそうです。
1日平均25km よく進んだものだ。
18Lのリュックサックに2Lの水を背負い
見た目はトレイルランナーなのですが、
走っているのは平らな所だけで、
登りの98%は歩き
下りも80%は歩きでした。
なので、平地が現れると走れることが嬉しくて顔が笑っちゃうし、
身体は軽く動く。
テケテケテケと走れました。
長居公園でのペース走なんて平地すぎて屁の河童のような気がしてくるのです。
走れる喜びが確実に増しました。
感謝の勝手紹介
YAMAPへのリンクはこちら
https://yamap.co.jp/activity/1096944
撮った写真を一覧できるので、今回撮りためた
かわいいきのこ
を見に来てください。(^^;)
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【悟空の気持ち】
“おっす、おら悟空。こんな世界があるなんておいら知らなかったぜ。”
今回の旅で悟空の気持ちがよーくわかった。
私はドキドキワクワクしっぱなしでした。
世の中には私がまだ経験していない世界が山のようにある、という事が
わかっただけでも、この旅に出てよかった。
参考にすべき人は周りにいっぱいいる。
次の新しい世界に首を突っ込んでみたいのです。
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【縁ある人】
奥駈ツアー二日目の宿は楊枝ヶ宿小屋です。
きれいな小屋に2人、周りにテント2張り
小屋の周りにやたらに
大便は水場周辺でしないように
紙は捨てずに燃やしてください
などと張り紙が貼ってある。
出発してから丸2日”大”をしていない私は気になるじゃないか。
おー、ライターはこのために持っていたのか、などと再認識したりして。
小屋の二人は4時起きで出発の準備
といっても私は寝袋を畳んでパンを食べるだけなので
真っ暗の中ランプを点けて4時半には出発
仏生ヶ岳方面に向かう道は暗闇で歩くには難しく
ここぞと思って進んだら注意喚起の凧糸にぶつかって正しい道を探したり、
明るくなるまで待ったり、なかなか進まない。
仏生ヶ岳を過ぎて、明るくなり、平地っぽい感じでかなり走れた。
今のタイミングだと後ろから追いかけてくる人ともだいぶ差があるだろうと
道を外れ”大”を決行
無事任務を完了し、ティッシュが燃え尽きるもの確認し、道に戻ると
昨日の地図のお兄さんにバッタリ
驚いた。
こんなところで会うのね。
私に会った後、楊枝ヶ宿小屋を過ぎて仏生ヶ岳にテントを張って寝たらしい。
寒すぎてあまり寝れず早々に出発したという話を”鳥の水”という水場までして
私は水を飲んで出発、兄さんは水の補給で、ここで別れました。
本宮から那智へ向けて進むと小雲取越、小口、大雲取越とあるが、
小雲取越を一緒に歩いたフランス兄さんとも那智大社で再び会えた。
嬉しいものですね。
私の走りツアーは基本的に孤独なことが多く、日に誰とも会わないことが
あったりもするのですが、今回の奥駈ツアーは道中多くの方々と触れ合え
声を掛け合うことができて私としては大変楽しかった。
伊勢路、小辺路、中辺路、奥駈と熊野三山につながる道はほぼ走りましたが
奥駈は特別だ。
コースが厳しい、
食料を補給する場所がない、
水もかなり背負わないといけない
そんな中を多くの仲間と共に進めたことが大変幸せでした。
また行くか?! 北アルプスをはじめ、他の山にも行ってみたいのだな。
【地図を拾ったら】
奥駈ツアー二日目も後半、
寝る宿(楊枝ヶ宿小屋)も定めて、一歩一歩進んでいました。
夕方になるにつれて足が上がらなくなるのか、つんのめる回数が増えます。
すっごいカール、涸沢のような光景やな、と思いながら歩いていると、
目の前に地図、そして奥駈の水場や小屋の詳細なイラストマップ
(しかもクリアファイルで上手に製本してる)
が落ちている。 というか落としている。
“あっちゃー、落とした人困ってるで。”
ここで、私のランニング魂にスイッチオン!!
それを引っつかみ、前を歩いているであろう地図落とし人を追いかけます。
丘で休憩しているオレンジ色のおっちゃんに
“地図落としていませんか?”
“大丈夫、さっき抜かしていった兄ちゃんとちゃうかな。”
“だいぶ前ですか?”
“そうやな。”
“ありがとうございまーす。”
と走りながら会話をし、前に進む。
“あっれー、おれへんな。 追いつくかな。”
走り続けていると広場で倒木に腰掛けて煙草を喫っている兄ちゃんを発見
“あの、地図 ・・・ ”
“おー、私のです。 ありがとうございます。 助かりました。”
“それはよかった。”
“このまま進むしかないなと思っていたのですが、水場とコースタイムがわからないので不安でした。”
兄ちゃんと5分ほどしゃべり、
“そしたらまたね。”
“お気を付けて。”
と別れた。
が、この兄ちゃんとは本当に翌日また会うことになるのです。
続く (続くのか?!)
おまけ:4泊目の宿
本宮から那智へ向かう道中、大雲取越の名で恐れられている越前峠(840m)があります。
“殿、前の道に何か見えます”
“見えるの”
“何ですかね”
“わからんの”
“やや、これは”
“なんじゃ”
“ここで人が寝てた様子でござる”
“本当に道端じゃがね”
小口(60m)から登り始めたのは17時03分
コースタイムは今晩の宿に定めた休憩所のある地蔵茶屋跡まで120分でした。
19時ならまだかろうじて陽はある。
登りだしてみたものの4日間の疲労とすべる苔むした石段に足を取られ
まったく進まない。 休憩ばかり。
途中でその120分というのは下りのコースタイムで
登りなら140分という事に気がつくのですが、もう前に進むしかない。
19時前にヘッドランプを付けて、19時10分に越前峠に着いたときは
もう辺りは真っ暗でした。
もう進めない。 目的地ははるか彼方でしたが、道端で寝るしかない。
そこからバックして適地を探して、先ほどの場所に落ち着いたのです。
倒木に腰掛けたら湿ってて冷たく、ビニール袋を敷いて座り晩御飯を食べました。
アミノバイタルを飲み、疲労回復用のサポーターに穿き替え、
脱いだ汗だらけの服は”乾くかな”とかすかな希望を持って倒木の枯れ枝の上に干します。
道端ですが、車も来ないし、翌朝5時過ぎまで寝れましたよ。
で、思いついて上の写真を撮りました。
でもなんか、普通の人じゃない感じですね。 あれ?!
【奥駈ロスではなく】
奥駈ロスではなく
奥駈びびり
頭の中は”奥駈”一色
ほおっておくとすぐに脳内作戦会議を開催してしまいます。
やっとこさ、トレランシューズも買った。
その前に合羽の上も買った。
今回は野遊び保険にも入った。
奥さんに日程表を提出し、荷物も詰めた。
お天気もよさそう。
安全第一で行ってきます。
再開は17日朝の予定 それまで気長にお待ちください。
では、皆さん お達者で。
この靴で駆けてきます。
【おこがましいが】
最近頭の中によく出てくる乗鞍岳
先日お話したお姉さんから
”乗鞍スカイラインを走って降りた”
などと聞いたものだから
誰にも頼まれていないのだが
私も伴走者2.0モードに入った様子で
乗鞍スカイラインを走って登れば、F永さんと共に3026mにたどり着ける
のではないか
などと、頭の中でシミュレーションが繰り広げられている。
この脳みそ暴走は何とかならんのかね。
しかし私達の脳みそは一度取り付かれたらしつこくしつこく
あっちからもこっちからも物事を考えるからいいアイディアもポロッと
浮かんでくるのだと思うのです。
悪い事ではないと思うのだけれど、私の脳みそちょっと偏りすぎではないか?
【頭の中で旅が暴走する】
昨日はおお久しぶりの長居ウィンド
会う方、会う方
Kobo Trailの厳しさについて語ったり
ナイス旅ラン、とか
放浪の旅に出てたね、とか
体調大丈夫? とか
皆優しくて、涙が出る。
キロ4:15のペーサーを務めたものの
4:14
4:17
4:14
4:15
4:17
4:12
4:12
4:17
4:10
4:09 10km total 42:24
とまったくペースが落ち着かず申し訳ありませんでした。
久しぶりにしっかり走って、身体が火照って眠れない。
そのうちに脳みそが旅に出ちゃって、
どうも乗鞍岳に興味があるようで
”夏の終わりに乗鞍岳”
とか、名前まで付け出して。
高山駅から東に走って、そのまま乗鞍岳を登って、
北アルプスや南アルプス、その向こうに富士山まで見て、
北に向けて平湯に降りる。
そこで温泉に入って、ぷはーッと一服してバスで帰ってくる。
一泊二日でいけるかな、とか
乗り物の時間はどうかな、とか
眠れないのをいい事に脳みそが暴走して、余計に眠れない。
こうなると、楽しいのだかつらいのだかわからなくなるね。
とりあえず今日の帰りに乗鞍岳の地図を借りてきて眺めるわ。
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いつもありがとうございます。
【スマホアプリでは見えない】
昨日
勝手 Kobo Trail ツアー
の一人反省会を行った。
そのときのまとめはこちら
http://tomonisodatsu.com/archives/7274
そのときわかったのだが
私はYAMAPという地図アプリを使っているのだが、
パソコンとスマホで地図の見え方が違う。
パソコンの方が細かいところまでちゃんと見えるのですが、
スマホはそこまで見えない、様子なのです。
それはわかった。 了解。
で、私はどこまでするんか?ちゅう話や。
細かいところまで見えるからといって、パソコンを担いで山に入るのかい。
2万5千分の1の地図を用意してそれを持って山に入るのか、
山と高原地図で行くのか。
入る山域によってTPOが必要な事がよくわかった。
これも経験の一つやね。