「ツアー」カテゴリーアーカイブ

【身体の言う事を聴こう】 No.5082

【身体の言う事を聴こう】

北アルプスから帰ってきました。

が、実は3日目の昼からは熱中症で、テントでひっくり返っていました。

しかも本人は全然自覚がなくて。



槍ヶ岳を登って降りてきて、3日目10:40に横尾まで帰ってきて、

もうえらくて荷物が重くて、足も痛いし、気力もないし、

横尾山荘で豚丼を食べながら地図を見て、

コースタイム通りでいいから、蝶ヶ岳に登ろうと決めて、

12:00出発! と決めて、日陰でリュックサックを三角座りの足の間に入れて

それにもたれながら休んでた。



そしたら、11:49に屁をこいたつもりが”うぉ実が出たか”というような感触で

慌ててトイレに駆け込むと見事な下痢

これじゃ、山には登れない、休もうと、日陰で座っていましたが、

一向によくならない。

下山側に歩いて70分先の徳沢まで行けば”日大診療所”があるそうなので

そこまで行こうか、とリュックを担ごうとすると下痢さんがこんにちわ

って感じで、ポカリスエットを飲んだりしながらずっと臥せっていました。



もう動けない、と観念して、テントを張って、

全開放で、おなかの上に寝袋を乗せて爆睡

水筒代わりの浄水器がやわらかいビニールで氷嚢代わりに頭や首に

当てていたのですが、気が付けば、額も腋の下も、鼠径(そけい)部も

むっちゃ熱い。

こりゃ熱中症やで、と氣が付いたのが16:55  判断遅すぎですな。



幸いな事に梓川の横で冷たい水が無料で豊富にあり、

それを水筒に詰めて身体に当てては寝ていました。



翌日の朝には何とか動けるようになりテントを畳んで5:20出発

上高地8:00のバスで高山に帰ってきました。







もういくらも前から身体が悲鳴を上げていただろうに

3日目の晩は蝶ヶ岳から前日登った槍ヶ岳を見るのだと

思い込むだけ思い込んで身体の言う事など、全然聞いていませんでした。



身体さんというか神様が”こいつはほんまにわからんやっちゃの”と

出発予定時刻11分前に緊急発動したのが下痢だったのだと思います。







今回あの状態で蝶ヶ岳に向かっても絶対に登れていなかった。

50にして、まだわからんか、という感じですが、わかっていないのです。

なので、周りの人に心配をかけるのでしょうね。

今回の件で、私なりにかなり学ぶ部分もあったので、

盆は静かにしておこうかな、と思っています。

これまた、これから疲労が抜けへんのや。

鍛えにいっているつもりが、疲れに行っているだけかもしれません。

ここらへんの具合がうまくつかめるようになりたいです。



とりあえず、なんとか無事?!に帰ってきたよ、という報告でした。





3日目の朝 南岳から見えた富士山

ちょっとだけアップ



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【やりたいことは自動か?!】 No.5081

【やりたいことは自動か?!】

今日から北アルプスに出発だ。

言っていると、手帳に予定を書くと実現してしまう。



 なぜだ。

 これは魔法か?!



仕事などとは心構えというか、熱さというか、何かが違うのだろうな。



安全第一で行ってきます。

さてどんな旅になりますか。 楽しみです。





去年登った乗鞍岳から見た、穂高、槍方面
 今回はどんな景色に出会えるでしょうか。

【中島みゆきを聴きながら】 No.5029

【中島みゆきを聴きながら】

昨日は時間があったので、かつ、家で一人ぼっちだったので

カセットテープの中島みゆきを聞きながら

私の”走り旅”の一覧をまとめていた。

2015年のゴールデンウィークに伊勢に向かって走り始めてから
(見事に失敗で、ゴールデンウィークの後半に再挑戦したのだけれど)

3年間で16回も旅に出ている。

日帰りもあれば、夜通し走ったのもあれば、最長は4泊5日が3回もある。

たまげたなあ、よく遊んでいるなあ。

で、2015年の10月にサブスリーしたのですが、

それまでの5年間サブスリーからは遠ざかっていました。

それも2015年度のシーズンベストは2:49:36

2016年度は2:53:15、2017年度は2:47:46

と50歳を過ぎた現在も自己ベストを出す勢いでタイムが伸びています。



少しずつ装備を整え、経験を積み、やっとこさ夏の北アルプスに臨む準備が

できたと感じています。

これからも自然を恐れ目の前の山に敬意を払いつつ、

安全第一で旅を続けたいと考えています。

 楽しみも大きいのだ。



まとめはこちらです。
 リンクでたどる走り旅
 走り旅の始まりはユリカモメ 橿原神宮から北アルプスまで
 http://tomonisodatsu.com/archives/8683










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走り旅の始まりはユリカモメ 橿原神宮から北アルプスまで

リンクでたどる走り旅
走り旅の始まりはユリカモメ 橿原神宮から北アルプスまで

私の走り旅を書き出してみたら、
あまりにもたくさんあったのでびっくり。

・ユリカモメ70km リタイア 往復はつまらない
・横に走ったらどこまで行けるかな
と考えたのが私の旅ランの始まりでした。
野宿好きだったことを思い出し、息子達も大きくなったこともあり、好き放題走らせてもらっています。

こうやってまとめたらどなたかの役に立つやろうか。
時間のあるときに楽しんでいただけたらうれしいです。

201405 ユリカモメ70km
 【70kmってどれくらい】 No.3608
 【ウルトラマラソンの走り方】 No.3609

201504 伊勢①
 【伊勢に向かいます】 No.3959
 【三重県に入るとそこは】No.3960

201505 伊勢②
 【次回の伊勢は】 No.3961
 【鉄は熱いうちに打て】 No.3962
 【夢の中でも走っている】 No.3963
 【救いの神は現れる】 No.3964 おすすめ
 【お話を聴いてもらうということ】 No.3965

201509 姫路→城崎温泉①
 【姫路-城崎ツアー計画書】 No.4096
 【姫路ツアー報告】 No.4100
 【妄想でも頑張れる】 No.4101
 
201512 山の辺の道
 【山の辺の道マラニック報告】 No.4186
 【調整を楽しむ】 No.4187

201601 橿原神宮①
 【基本的なミス 橿原神宮往復ツアー】 No.4205

201605 伊勢路
 【最近眠りが浅い理由】 No.4281
 【みんな氣にしてくれている】 No.4311
 【今回のツアーのルール】 No.4314
 【伊勢路ツアー持ち物一覧】 No.4315
 【まだ家かい】 No.4316
 【伊勢路4泊5日完走なり】 No.4317
 【使わなかった物、持って行くべきだった物】 No.4318
 【大阪マラソンの輪】 No.4319
 【おっちゃんに出会う】 No.4320
 【イラストマップの力】 No.4321
 【大人のたしなみ】 No.4325
 【贅沢な旅だったなあ】 No.4327
 伊勢路ツアー1日目
 伊勢路ツアー2日目
 伊勢路ツアー3日目
 伊勢路ツアー4日目
 伊勢路ツアー5日目
 伊勢路ツアーまとめ
 伊勢路ツアーの装備一覧

201608 小辺路
 【盆休みが8日もある】 No.4396
 【私も与えられる人になりたい】 No.4412
 【2日目の攻防】 No.4413 おすすめ
 【2日目の攻防 その2】 No.4414 おすすめ
 【小辺路宿事情】 No.4415
 【男心をわかっていらっしゃる】 No.4416
 【旅の仕上げ】 No.4418
 【夢いっぱいのリュックサック】 No.4419
 小辺路ツアーまとめ

201612 橿原神宮②
 【元気でてきた】 No.4506
 【活動の結果が見える】 No.4531
 【ウィルパワー(意志力)の自己確認】 No.4532

201703 姫路→城崎温泉②
 【荷物を2つ増やす】 No.4639
 姫路→城崎温泉 簡単にまとめ おすすめ
 【写真0枚】 No.4640
 【ご飯とお土産の関係】 No.4642

201705 勝手Kobo Trail①
 【2時間25分かけて進んだ道のりを58分で帰って来たお話】 No.4693

201707 勝手Kobo Trail②
 【ビビリもって山へ】 No.4725
 【Kobo Trail ツアー帰宅報告】 No.4727
 勝手 Kobo Trail ツアー まとめ
 【スマホアプリでは見えない】 No.4740
 【頭の中で旅が暴走する】 No.4744
 【ひとことが嬉しい】 No.4756

201708 大峰奥駈、那智
 【気分は奥駈】 No.4528
 【遊ぶ計画ばかり】 No.4629
 【流れを食い止める】 No.4759
 【奥駈ロスではなく】 No.4766
 【地図を拾ったら】 No.4767
 【縁ある人】 No.4768
 【走れる喜び】 No.4770
 【那智勝浦いいね!】 No.4771
 【蜂、鹿、熊】 No.4772
 【奥駈仲間ってあるの】 No.4773
 【自分の中にものさしができた】 No.4774
 2017奥駈まとめ
 【まとめて締める】 No.4798
 【奥駈で一カ月前の水を飲んだ話】 No.4911
 【この景色に出会うために】 No.4988

201710 乗鞍スカイライン
 【さーて、来週のモアイさんは】 No.4776
 【ワクワクすること】 No.4779
 【初めての雲上生活】 No.4784
 【パトロールカーにマークされる】 No.4785 おすすめ
 【日の出を拝みに】 No.4786
 【そこまでして走らんでも】 No.4787
 【強さ】 No.4788
 乗鞍岳ツアーまとめ

201711 入道ヶ岳、鎌ヶ岳、御在所岳
 【地図を見ると心臓がドキドキする】 No.4837
 【何だこの胸の高鳴りは】 No.4842
 【よく聞くからといって簡単なわけではない】 No.4847
 YAMAPでまとめ

201801 橿原神宮③
 【埴輪まんじゅう】 No.4917

201804 石鎚山、剣山、五剣山
 【旅立ちの日に】 No.5011
 【積極的にヒッチハイクをやってみた】 No.5012 おすすめ
 【先ずは疲労回復から】 No.5013
 【寝床を探す楽しさ】 No.5014
 【ふりだしに戻る(再び松山へ)】 No.5015
 G.W.四国ツアー簡単にまとめ
 【保険は下りず】 No.5019
 【栄養は必要】 No.5020

201807 槍ヶ岳
【身体の言う事を聴こう】 No.5082
【ミックスナッツ事件】 No.5083
【分岐にて】 No.5084
【南岳劇場】 No.5085
【道はどこに】 No.5086
【コインランドリーを探す冒険】 No.5087

201808 弥山、八経ヶ岳
【経験を積みに】 No.5108
【一体感】 No.5109
【お山楽し】 No.5110
【言ってみる】 No.5111

201808 町石道
【神様に呼ばれる】 No.5114

201809 明日香岡寺コリコックツアー
【旅ロング走の楽しみ】 No.5129

201809 笠ヶ岳

走り旅装備品の追加タイミング一覧表も下記にまとめました。
http://tomonisodatsu.com/archives/8672

少しづつ装備を整えていったことがわかるのですが、
夏の北アルプスを前にたくさん買いすぎましたかね。






走り旅装備品の追加タイミング一覧表

201504 伊勢 に行く前に買い揃えたもの

長ズボン:パタゴニア フーディニパンツ
 軽い小さくなる荷物にならない長ズボンが欲しかった。
 (さすがに半パンで電車に乗るのは憚られたので)


上着:モンベル EXライト ウインド ジャケット
 軽い上着も欲しかった。
 これなら多少の雨ならカッパ代わりになると考えた。


水筒:プラティパス 2Lボトル
 街中を走るには2Lもいらなかったが、ゆくゆく山に行くことを考えての2L


ライト:PETZL e+lite
 夜走るつもりはまったくないので軽さ重視

クッカー:スノーピーク 焚
 買って伊勢路ツアーには持っていったものの重くあまりにも出番が無くてずっと家で留守番をしています。


201504 伊勢

201509 姫路→城崎温泉
 
201605 伊勢路
 伊勢路ツアーの装備一覧
 

201608 小辺路

201704 Kobo Trail

寝袋:イスカ エア 150X
 軽さ重視 基準気温が8度だがビビィと組み合わせる事によって今のところ寒くて寝れなかった事はないです。


ビビィ:Titanium Goat Ptarmigan Bivy
 日本では普及していないビビィですが、私は重いテントを持ちたくなかった。
 いろいろ本を読んでアメリカに直接注文して取り寄せました。
 http://www.titaniumgoat.com/Bivy.html

マット:KLYMIT イナーティア Xライト
 これも軽さ重視 こんな形をしているのだけれど現在は売っていない様子
 https://item.rakuten.co.jp/zebrand/2bb84skef3/

 【新スリーピングシステムのお披露目】 No.4539

雨具:バーサライト ジャケット
 天王寺のモンベルのアウトレット店で購入
 雨を防ぐ機能が”規格外”らしくて安かったのだけど
 今のところ防寒着としてしか出動したことがありません。


トレランシューズ:ゲルフジ アタック
 この時期になってやっとこさ初めてトレランシューズを購入


201708 大峰奥駈、那智

201710 乗鞍スカイライン

カップ:モンベル チタンカップ450
 11月という事で火を使うために湯沸しコップとして購入
 アルミフォイルをふたとして持っていきましたよ。
 https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1124515

ナイフ:ビクトリノックス クラシックSD モンベルロゴ
 大層な何十個も機能がついているものを持っていて
 今まで持ち歩いていたのですが、使う機会はほぼ無く重いだけなので
 軽量化のために小さいナイフを購入


201711 入道ヶ岳、鎌ヶ岳、御在所岳

201804 石鎚山、剣山、五剣山

テント:トレックライズ0
 北アルプスに臨むにあたりビビィだけでは停滞できるイメージが浮かばずテント購入
 混んでいるテント場には行かない予定なので長辺から出入りできるものを買いました。


リュックサック:OMM Classic 25
 テント購入により今までの18Lではさすがに入りきらないので、大きなリュックサックを買うことを決意
 バーサライトパック30かOMM Classic 32を候補に考えていたが、
 担いでみると”こんなに荷物入れるか”とイメージできないほどに大きかったので
 店員さんと相談してOMM Classic 25を購入


アイゼン:モンベル チェーンスパイク
 7月でもまだ雪が残っていそうなので念のために購入


長ズボン:U.L.ストレッチウインド パンツ
 軽い長ズボンは一つ持っているが防寒のために購入


浄水器:カタダイン BeFree
 600mlあるので小水筒として活躍する予定




201807 槍ヶ岳、蝶ヶ岳

201808 笠ヶ岳、剣岳

G.W.四国ツアー簡単にまとめ

G.W.四国ツアー簡単にまとめ

4/27 自宅、松山瀬峠
14:05 関空→松山の飛行機が資材繰りのために遅れて
少し緊張しながらもそこまでたどり着いた私は
アルコールを頂きながらリラックスして待つ。

暇すぎて、ロープで遊んだりして。

飛行機は早かった。
あっという間に松山空港。
ヒッチハイクは明るいうちにやりたかった。
明日からの食料とこの辺りの地図をもらうために松山市駅へバスで向かう。
伊予鉄の観光案内所で地図をいただき、
松山ICに向かいつつ
銀天街を通り6つで170円のコッペパンと4つで140円の菓子パンを買う。
(えらい安いな)
R33を南下しつつ一六タルトの店に入り、行動食にと
 一六タルト、三笠、坊ちゃん団子
を買う。

17:14から松山IC手前に立ち、石鎚山SAに向けてヒッチハイク開始。
 【積極的にヒッチハイクをやってみた】 No.5012

無事石鎚山SAまで到着
隣接している道の駅から晩御飯を食べにJRの駅に向けて坂を下る。
JR伊予小松駅前の”あずまや”で晩御飯
いい店に当たり、ゆっくりさせてもらいました。
 【寝床を探す楽しさ】 No.5014

翌朝は石鎚山の登山口に向けてヒッチハイクを意識しつつ10kmを進む。
車が通る度に左手を挙げ、ロープウェイ乗り場まで乗せてもらう。
乗せてもらっている間にいろいろ質問されるが単語がわからない。
ロープウェイには乗らず成就社経由で頂上を目指す。

石鎚山の登山口から7:00登り始め

登り始めて10分で眼鏡を拾う。
誰ともすれ違わなかったし、ゴミ拾いだと思って拾っておく。

石鎚山はロープウェイに乗らなかったらきついきつい
1時間して休憩しているとロープウェイから降りた人の声が聞こえる。
ロープウェイを下りてからの道は成就社からしてちょっとした街のようでした。

そこから少しは楽でしたが石鎚山は厳しい山でしたよ。
ガイドブックなどを読むと鎖場を登るのがデフォルトのような書き方だが
4箇所ある鎖場は本当に厳しくてまさに”修行場”です。
子どもなどが笑いながら行ける所ではありません。
途中で”あかん”と思っても助けられない。
手が滑ったりして落ちたりしたら軽く死ねるところです。
天気がよかったからいけたようなものの濡れていれば回避した方が正しい。
9割5分以上の方は迂回路を行かれていました。


上から見たらこんな感じ。
伝わりますかね。

第三の鎖から弥山、そこから奥の天狗岳を目指す。

天狗岳からの展望は最高でした。
しまなみ街道も見えたよ。

南尖峰から地図上の破線を通って、土小屋に行ける。
12:00に土小屋でお昼ごはんだ、と思いつつ進むが、
道が怪しい。
何度も引き返す。
引き返そうか悩む。
地図を見る、スマホのYAMAPで確認する。
まだまだ破線は長い。
一六タルトを食べて一息入れながら考えた。
踏み跡程度、と書かれているが、まだ雪が残っているようなシーズン始め
まだ踏み跡もまだ無いぞと、12:00に引き返すことを決める。
“よーし帰ろう”と自分に宣言し、引き返す。
三笠を食べながら進んでいたら、眼鏡が無い事に気が付いた。
引き返しながら眼鏡を探すが、無いよね。あきらめます。
で、帰ろうとするが誰も来ないし、飛び降りたりしたところは
登り口がわからんし、ここかなと思ってもどうやって登ったらよいかがわからない。
引き返すのをやめて前に進もうかと、遭難する人の気持ちもちょっとわかる。

上の方から声が聞こえて、”助かった”と思う。
“こんにちわー 経験者の方ですかー。” ”こんにちわー 違いまーす。”
“この先、道が不明なので引き返しましょう。” ”了解です。”

ちょっと落ち着いて写真を撮ってもらう。
眼鏡が無いでしょう。

一部雪が残っている道をいろいろな事を考えながら土小屋に向かいました。

眼鏡を作るために松山に戻ろう。
保険に入ってきたから、眼鏡の費用も何とかならんかなあ。

振り出しに戻るツアーも楽しかったのだけれどね。
 【ふりだしに戻る(再び松山へ)】 No.5015

石鎚山のYAMAPのデータはこちらです。

松山IC、石鎚山SA、善通寺バス停、JR善通寺、JR阿波池田

石鎚山SA


JR善通寺


JR阿波池田へは760円


阿波池田に辿り着けることが確定するとホッとしますね。
このうちウズラの卵の燻製は食べましたが
おつまみミックスは行動食になりました。
揚げぴっぴは家まで持って帰ってまだ食べていません。

この後平和に三嶺、次郎笈、剣山に登り、剣山山頂ヒュッテに泊まり、翌日下山しました。

三嶺、次郎笈、剣山のYAMAPのデータはこちらです。

最終日は下記にまとめました。
 【先ずは疲労回復から】 No.5013

五剣山のYAMAPのデータはこちらです。

今回のツアーは全く計画通りに行かなかったのですが
お天気にも恵まれ結果的に楽しい旅でした。
また経験値が上がりました。
もう少し時間をかけてしっかりゆっくりと今回の旅を消化したいと思います。








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【ふりだしに戻る(再び松山へ)】 No.5015

【ふりだしに戻る(再び松山へ)】

4月28日正午頃

石鎚山山頂で老眼のため地図を見るのに頭にのせた眼鏡を枝に弾き飛ばされ

気が付いた時には眼鏡を失っていた私

 ここから進む土小屋から松山にバスで帰れる。

 松山に眼鏡市場があった。

という事で再び山に突っ込む事は無く松山に帰ることにした。



気持ちとしてはすぐにでも飛んで帰り、その日のうちに眼鏡を作りたかったが

土小屋からのバスは16:25まで無く

終点の久万着は18:00でから松山行きのバスは18:40だという。

なかなか松山も遠いねえ。

松山に戻っても眼鏡屋さんが閉まっていそうだったので

久万で寝ることにし、翌朝6:40のバスで松山に向かいました。



眼鏡屋が開くのは10:30

道後温泉は6:00から開いている。

服をコインランドリーに放り込んで温泉に入ってさっぱりして

眼鏡屋が開くまでに松山に住んでいる大昔の同僚に連絡を取ってみて

連絡が付くかどうかはわからないが、その状況に応じて展開を考えよう、

と段取りを組みました。



問題がひとつあって、

ファイントラックのアンダーシャツや長袖をリスペクトしすぎていて、

そのまま洗濯機に放り込みたくない。洗濯ネットに入れたい。

道後温泉に向かう道中のセブンイレブンに入り、一通り探すがさすがに

 ”洗濯ネット”

はなさそうだ。

だめもとでお姉さんに訊いてみる。

 ”洗濯ネットって置いていますか?”

 ”小さいのがあると思いますよ。 ほら、最後の1つ 108円です。”

 ”ついでですみませんが、近くにコインランドリーってありますか?”

 ”ありますよ。道渡ってすぐ右手に。”

昨夜ネットで探していても全然出てこなかったコインランドリーが一発で

飛び出してきました。 やはりネットよりも人ですよね。



洗い物はコインランドリーに任せて、道後温泉に自分を洗いに行く。

410円で入れるなんてありがたいね。

洗い場に座れば目の前に置きっぱなしの石鹸があるし、

ありがたく使わせていただく。




身体も服もさっぱりして

松山の同僚に電話したら

“おお、今どこや?大街道の端っこか?わかった。すぐに行くから待っとけ。”

って、漫画か? 火事場の江戸っ子みたいに家を飛び出した様子で

待たなしゃーない。 ほんまに会えるんかいな。



会えるんですね、不思議と。きっと人間のタイプが似ているのだと思います。



事情を説明して、眼鏡ができたら昼飯でも食おうと連絡先を交換して一旦別れ

眼鏡も以前とまったく同じフレームで復活

ガストで昼ごはんを食べながら、25年の隙間をあっという間に埋めました。



彼が松山ICまで送ってあげる(jogで)との事だったので

その言葉に甘えて坊ちゃん球場を案内してもらいつつ

再びの松山ICで握手をして別れました。







石鎚山で眼鏡を失い、松山に帰る時にはかなりショボーンとした気分でしたが

こんな旅も悪くありませんね。



なんか今回の旅は今までに無い要素が山盛りで何をしても楽しすぎたのでござる。

感謝しかありませんわ。












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【寝床を探す楽しさ】 No.5014

【寝床を探す楽しさ】

旅初日はヒッチハイク成功記念でJR伊予小松駅前の居酒屋で乾杯

四国88箇所巡礼札所密集地のおかげで雰囲気がよさげな居酒屋が4つもある。

そこは当りの店をかぎ当て2時間ほどもゆっくりさせてもらう。


マスターも毎年石鎚山に登られている方で

お母ちゃんは”日本酒満タン注いだから、まず上からすすってや。”

会計した後でマスターが”掴めるだけ持っていってください。”と

飴ちゃんの入った梅酒の瓶の口を私に向けてくれる。

心もお腹も満腹で、21時を回っているのだが石鎚山登山口までの17km

の間で寝場所を見つけたらいいかなと、満月の中を歩き始める。

大分県でがけ崩れもあったし、あまり崖の直下はいやだなと

6km程でお地蔵様の足元で寝ようとピピッと来た。

まあ、ここならきっと車にも踏まれない。

よく眠れましたよ。




2日目は石鎚山は登ったものの、来る老眼のため地図を見る時には

眼鏡を頭の上に跳ね上げなければ見れない。

その間に枝に頭を撥ねられて、気がつけば頭の上に眼鏡がない。ガビーン!!

状態になってしまい、見えないまま前に進んでも恐ろしいだけでつまらないので

土小屋という場所から眼鏡市場で眼鏡を作ろうとバスに乗って松山に向かう。



久万という場所で一度乗り換えるのだが、そこにつくのが18:00

松山に向かうバスは18:40だそうだ。

夜中に都会の松山に着いても寝る場所はないし、

こちらで寝て明日の始発で松山に入ろうと考えた。

18:00で閉まる道の駅のお姉さんに時間は少し過ぎていたけれど

明日のバスの時間と晩御飯の場所も訊けたしよかよかと思って晩御飯を食べる。

が、寝場所に決めた道の駅は私にとっては都会だった。

下がコンクリだし、お遍路さんの車泊り客が多く、
絶えず車のドアがバッタンバッタン閉まるし、明るいし、寒いし。

やさしいおっちゃんが”夜中寒いから”とカイロを2つくれました。ありがとう。

なんか寝れず、Free Wi-Fiが飛んでいたので、夜中寝袋を蓑虫みたいにして

インターネットで情報を集めていました。

で、翌朝6:40のバスで松山に向かいました。



3日目は無事眼鏡も完成し、昔の同僚に連絡したらまぐれで会えて

お昼ごはんまでおごってもらって、その子も走る人なものだから

坊ちゃんスタジアム経由松山ICへ向けてjog

そこで握手をして別れて、着替えてからの再びのヒッチハイク

最終目的地はJR阿波池田駅

 1台目 松山ICから石鎚山SA

 2台目 石鎚山SAから橋を渡って、岡山に帰ると言う

私にも作戦がありました。

善通寺か坂出のバス停で下ろしてもらえれば、JR一本で阿波池田に行ける。

作戦は見事に成功し、善通寺で下ろしてもらい、JRの駅からその日のうちに

阿波池田に着く事ができました。

JRの待ち時間でお弁当も食べたし、

JRのキオスクがすべてセブンイレブンなのでWi-Fiが入り、とても便利です。

Edyも使えるので手持ちの現金が減らないのもありがたい。

駅前の地図を見て駅の隣にある”へそっ子公園”を視察

ピンと来たのでここで寝ることにして駅前を探検

女子トイレの手洗いの場所に座り込んでノートパソコンを打っている白人の

お姉さんに”Do you have problem?”と訊いて答えが返ってくるが、

“No problem.”以外はわからないので、街中に英語がわかる人を探しに行く。

駅前ホテルの人も、駅員さんも、町を歩いているお姉さんも英語は不得意で

時間経ってから見に行ってもそのお姉さんはそこにいたのだけれど

何も助けてあげる事は出来ませんでした。

私はへそっ子公園で爆睡しました。




翌日は8時過ぎのバスだったので

遊具に寝袋を干しつつ、

6時40分に開くセブンイレブンで食料を買って体勢を整えました。

公園を行きかうおっちゃんおばちゃんと挨拶を交わし、

なんか一言いわな罰ゲームがあるかのように皆一言をかけてくれる。

ありがたいことです。嬉しいわあ。



4日目はバスに乗って、三嶺、次郎笈、剣山と巡り、

剣山山頂ヒュッテに泊まりました。

食事、部屋共によく、思いがけずのお風呂まであってゆっくりしました。

手足を伸ばしてお布団で眠れる幸せを満喫しましたよ。

日の出も見れた。




いろいろあって、旅は楽しい。

今回の旅も山がメインのはずなのに尾ひれが付きすぎて

なんか全然まとまりません。







山の情報は下記にまとめました。

石鎚山
https://yamap.co.jp/activity/1795584

三嶺、次郎笈、剣山
https://yamap.co.jp/activity/1822060

五剣山
https://yamap.co.jp/activity/1822062

参考になりましたら幸いです。



20191213追記 下記にもまとめたよ
201804 石鎚山、剣山、五剣山
https://70sub3.net/201804-shikoku/








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【先ずは疲労回復から】 No.5013

【先ずは疲労回復から】

実は最終日剣山御神水を2L 自分のお土産として汲んで、リュックに納め

 ”さあ、下ろう”

と走り出して35秒後位に自分の足に蹴躓いて転げた。







ガレ場でこけて服は真っ白、幸いな事に血はにじむ程度でラッキーだ。

が、左の肘は猛烈に痛い。 ダラーンとしたら走れんこともない。

16分ほどで見の越からのリフト乗り場だったので水道で汚れを落とし、

傷を確認して下山。



見の越からJRの駅のある貞光まで42kmとあったが1時間10km走ったところで

ラッキーカーに徳島まで乗せていただき、高松の手前で五剣山を見学して

帰途についた。







家に帰るとホッとするのか、

左肘は尋常じゃない痛さ。疲労もどっと出る。

やるべき事も溜まっている。



先ずは疲労回復を優先的に行うことに決めた。

左肘は完璧に痛いがラッキーな事に旅行最終日だったし、帰宅した翌日が平日で

外科も開いている。

えらく腫れてて、



 ”折れてるかもわからんなあ。レントゲン撮ってみましょう。”



 ”折れてはいませんね。体質ですけど石灰の袋が出来てて

  それがこけた衝撃で液が出て炎症を起しています。注射で治りますよ。”

飲み薬もいただき、ちゃんと飲んでいます。



横になると自動的に眠ってしまう。

先ずは栄養を取って、体力を回復させますわ。







激痛の原因 私のはまさにこれ
石灰沈着性肩腱板炎
https://www.katahijite.com/sekkai







あちらこちらで書かれている事が
簡単にまとまっていて良書だと思いました。
身近にあれば読んでみてください。

【積極的にヒッチハイクをやってみた】 No.5012

【積極的にヒッチハイクをやってみた】

4月27日 17:14

松山ICの手前に立ち、左手を上げる。

車は停まってくれない。

いろいろ考えた。

1、ドライバーに判断する時間を与える必要がある。

2、「停まろう」と思ってくれた人が停まれるスペースが必要だ。



どのように実現するか。

1、早めにサインを出す。

  車が見えた瞬間に左手を上げる。

2、もっと前に立つようにした。

  初めの場所だと「停まろう」と思ってもすぐに左折して
  高速道路に入ってしまうので停まる場所がない。
  50mほど前に進んで、病院に曲がるスペースの手前に立つことにした。

日が暮れてしまったらどうしよう、とも思ったが、その時はその時

左手を上げ続けて50分後、1台のお母ちゃんの車が停まってくれました。







結局今回の4泊5日の旅で6回車に乗せていただきました。

 4/27 松山IC → 石鎚山SA 17:14から始めて50分後

 4/28 黒瀬峠 → 石鎚山ロープウェイ 3台目
  一本道で行き先が決まっているので簡単でした。

 4/29 松山IC → 石鎚山SA 16:05から始めて30分後

 4/29 石鎚山SA → 善通寺停留所 17:30から始めて25分後
  ヒッチハイク乗せ慣れている兄ちゃん。
  ドライバー目線でどのようにすればドライバーとして車を停めやすいかを
  レクチャーしてくださいました。

 5/1 見の越 → ラ・フォーレつるぎ山 1台目 乗せてもらったのは2分程
  停まっていただいたものの、このおっちゃん自身が道を間違えていた。
  残念なり。

 5/1 見の越から10km → 徳島 3台目 乗せてもらったのは1時間50分
  先ほどのおっちゃんを含めて9時台に通過した車は2台のみ
  目的地の貞光まで42km!! 下り基調なので最悪4時間走れば、とか考えていました。
  10時台一発目の兄ちゃん車に乗せていただき、富山から車で来て
  昨日石鎚山に登ったそうです。ナビが必ず私の行きたい方向を指すので、
   ”今はどちらに向かっているのですか?” って訊いたら
   ”静岡です。” って(@_@)!! 車の速さを実感しました。
  こんなラッキーな事って、あるのですね。



ほんまにありがたかった。

毎回助かったと思いました。

運転手さんが皆天使に見えた。

心がオープンな人って一定数いるのだなと感じました。







で、ヒッチハイクって

 ”結構簡単やん”

って、思っている自分がいる。

こんな事を実践している 50のおっさん が、いてもいいのか?!

私の行動の選択肢の1つには確実に入ってしまいました。







 次の旅も楽しみです。










写真は剣山頂上からの日の出を待っている間に
振り返っての次郎笈(じろうぎゅう)